意識高い系東大生830が大企業に新卒入社した顛末

意識高い系東大生830が大企業に新卒入社してからの顛末を綴っていきます。

ブログマップ

どのようなブログを書いていくのか方針付けするために、
ブログマップと題して、
カテゴリ紹介をしていきます。

 

 

 

 

ブログの理念

 

理念は非常に重要なものなので、
前回投稿に続いてですが、
ここでも紹介しておきます。

 

 「自分の価値観・自分の社会人生活を発信する事で、
自分と同じ立場になった人の道標、拠り所となる」

 

この理念に即して、
基本的に4つのカテゴリに即しながら、
ブログを進めていきます。

 

4つのカテゴリとは、

・社会人生活
・自己紹介
・今日の考え事
・書籍紹介

を想定しています。

 

これらのカテゴリについて、
それぞれ説明していきます。

 

 

ブログのカテゴリ紹介

 

社会人生活

本ブログの一番の目的は、
830と同じように、
入社目前にして、
今の自分の価値観を大切にしていけるのか、
社会の中で淘汰されていないか、
ブルーになってしまっている人のために
自分の社会人生活での変化を記録していくことです。


この目的を果たしていくために、
週一ペースで830の生活を記録していく
「社会人生活」
というカテゴリを立てました。

 

本ブログの軸となるカテゴリになっていくと思います。
読者の方々が、
就職活動や進学などに当たって決断をする時の、
一つの参考になればいいなと考えています。

 

自己紹介

830は2020年入社の予定ですが、
まだ2019年の11月という事で、
社会人になるまではまだまだ時間があります。

 

入社してからは、
社会人生活」を中心にブログを書いていきますが、
それまでの期間は、
自己紹介」というカテゴリを中心に
ブログを進めていこうと思います。

 

自分と同じような境遇の方の参考になるため
とは言っていますが、
830がどのような人間なのかを知ってもらわないと、
このブログ自体の在り方が曖昧になってしまうので、
このカテゴリで、
830のこれまでの人生や考え方について、
発信していきたいなと考えています。

 

「意識高い系東大生830」
という事で自称しておりますが、
「意識高い系」とか非常に曖昧な言葉なので、
このブログを読んでくださる方々と、
このカテゴリを通して共通認識を作っていきたいと思っています。

 

また、ブログの紹介など、雑多なのこともこちらのカテゴリに残していこうかなと思っています。

 

今日の考え事

「意識高い系」の定義として、
830の中では、
「考えるのが好きで、
様々な事に興味があって、
そのことに対して行動的である。」
というものがあります。

 

そういう定義から、
830は意識高い系だと自称しているのですが、

その性質上、
日々の生活でも論理的に議論するのが好きです。

しばしば議論が広がって、
全く関係のない話に繋がってしまう事が多々あります。

 

飲み会の終わりに、
「今日どんな流れで話してたんやっけ」
「なんで俺らこんな話してんの」
ってなる時って誰しもが経験してると思います。

 

ふつうそういう話って、
簡単に流してしまいがちですけど、
それだけ盛り上がった話の中には、
絶対大切な要素が含まれてると思うんです。

後で見返したときに、
「この時はこんな考え方しててんな」
っていうポイントあって、
そういう気づきってとても価値のあるものだと思うんです。

 

なので、そういった話があった時は、
こちらの「今日の考え事」というカテゴリに残していきます。


このブログを読んでくれた方の中で、
違う角度からの気づきや意見があれば、
さらに深めていきたいなと思います。

 

書籍紹介

「意識高い系」って、
やっぱり本読む人多いと思うんです。

好奇心旺盛で、
学ぶことも好きだから、
本を読むことも苦にならないし、
むしろ楽しいっていう人が多いと思います。

 

830も週一冊は本を読みます。
ビジネス書から、
プログラミングや資格などのスキル本、
投資関連の書籍や、
競馬やパチンコなどのギャンブル本など、
様々なジャンルの本を読みます。

 

その中でいいなと思ったものを、
この「書籍紹介」のカテゴリでは残していきたいと思います。

 

今までは読んだ本はすべて本棚に並べていたんですけど、
最近はすべてラクマで売ってしまいます。
安く仕入れて、ラクマで売れば、利益も出るので、
マイナス価格で本を読めてかなりお得なんです。

しかしそうすると、
何を読んだのか履歴を残すことが難しくなってしまうので、
良かった本はこちらのブログで、
自分がどのように感じたのかも合わせて記録し、
いつでも見返せるようにしておければいいかなと思っています。

 

面白そうだなと思った本は、
ぜひ読んでみて頂ければ幸いです。

 

 

まとめ

 

以上で、
ブログの理念紹介
ブログのカテゴリ紹介
を終わります。

 

これを本ブログのブログマップとします。
この軸に沿って、
今後ブログを運営していきます。

このブログを通して、
自分の考え方、生き方、存在を発信することで、
何か少しでも誰かの役に立てば、
今後の自分のステップになればいいなと思っています。

 

宜しくお願い致します。

830の経歴_11(新領域創成科学研究科)

今回は、
大学院での生活について紹介させて頂きます。

 

 

概要

学部時代は、
工学部機械工学科で、
Friction Fade Out (FFO)と呼ばれる摩擦現象について、
研究を行っていた830ですが、
エネルギー分野の研究を行うために、
新領域創成科学研究科
という研究科に進学しました。

工学部では、
熱流体や回転機といった形で、
エネルギーに関わる基礎研究が行われていたのですが、
830が進学した研究室では、
電気という二次エネルギーをどのように利用していくのか、
よりビジネス目線で研究を行っていました

 

新領域創成科学研究科と呼ばれる研究科は、
千葉県の柏キャンパスで研究を行います。

まだできて20年ほどしか経っておらず、
歴史の浅い研究科で、
試験科目は英語と数学だけと、
大学院試験などは比較的簡単です。

推薦入試などを利用すると面接だけで入学することも可能なので、
他の四年制大学高専からのロンダリング生が多く、
また、
留学生も非常に多い事が特徴的です。

理系だけではなく、
文系の人も進学して生きているので、
結構カオスな研究科でした笑。

東京大学大学院卒という最終学歴が必要な方には、
一番コスパよく入学することができるので、
そういう点でも新領域創成科学研究科はおススメです。

 

大学院では、
主に研究を行うのですが、
授業も多少履修します。

830は人間環境学専攻という専攻の授業を履修していましたが、
環境問題やパリ協定、SDGsなどの授業に加え、
ビジネス寄りの授業も多く、
プロジェクトマネジメントや意思決定論など、
チーム運営のための授業もたくさん受ける事ができたので、
非常に勉強になりました。

環境・エネルギーに関する授業では、
環境問題などの概要理解をしっかり行う事ができました

こういう事を学びたいという目標意識をもって、
授業を受けると、
授業の質が全然変わってくるのだなと実感しました。

授業に限らず、
どのような経験をする時も、
その経験から自分は何を学ぶことができるのかを、
しっかり意識しながら経験を積んむことが大切だなと思います

 

研究では、
電気自動車(EV)を用いたデマンドレスポンス(DR)に関する研究を行いました。

簡単に言うと、
電気会社が電気が多すぎて困ってますっていう時は、
EVを充電してあげる事で余った電気を吸収してあげ、
電気会社が電気が足りませんっていう時は、
EVにたまっている電気を売ってあげる事で、
電気の需要と供給を一致させる役割をEVにさせるというのが、
EVDRの基本的な考え方です。

近年では、
太陽光発電が普及し、
昼間は電気が余り、
夕方は電気が足りなくなるという問題が見られます。

その問題に対して、
昼間にEVを充電してあげて、
夕方は電気会社にその電気を売ってあげるという、
一日周期のDRが注目されています。

詳しく説明すると非常に長くなるので、
これくらいにしておきますが、
とりあえず、
みんなの自動車、
家に停めてるだけで使ってないんだったら、
社会のために使わせてもらってもいいですか、
っていう考え方ですね。

現在、
日本には約6000万台の車がありますが、
そのうち90%は常に停まっているという調査があります。

その停まっている自動車をうまく利用していこうという研究です。

その中で、
830はEVDRのシステム構築において、
どのような点にどれだけ注意を払わないといけないのか、
また、
EVDRを導入することによってどれだけのメリットを得る事ができるのか、
について研究を行いました。

 

元々、
水素に関する研究を行いたかったのですが、
その願いは叶わず、
電気の研究を行う事になりました。

しかしながら、
電気に関する研究を行う事で、
電気の問題点や水素の可能性を、
改めて考え直すいい機会を頂くことができました

ここで学んだことを、
今後に活かしていきたいと考えています。

 

 

考察

電気自動車の限界

EVDRの研究の根底には、
「使わずに停められている自動車をうまく利用できないか」
という考え方があります。

それに対して830は、
存在する自動車の9割が停まっているという現状は、
自動車の供給過多が原因だと考えています。

 

一方で、
1人1台の自動車を保有する時代は終わっていくのではないでしょうか。

現在は都心に住んでいる人でも、
自動車を持っている人はたくさんいます。

週末しか自動車に乗らないのに、
「自動車を持っててナンボ」みたいな、
見栄のために自動車を持っている人はたくさんいます。

しかしながら最近では、
カーシェアなどが流行り始め、
若者の中には、
自動車を保有する方がコスパが悪いという事に気付いた人が、
たくさん現れ始めています。

カーシェアなどがもっと流通していくと、
出回る自動車の絶対数が減っていくことが考えられます。

また、
自動運転などが話題になる昨今、
自動車を個人保有しなくなっていくのではないでしょうか。

自動車も将来的には電車のような、
公共交通の一つになっていくのではないでしょうか

常に路上には自動車が走り回っていて、
どこかに行きたい時は、
空いている自動車に乗って目的で降ろしてもらう。

路上にはタクシーしかいない状態です。

さらにそのタクシーは全部無人の自動運転。

そういうシステムができた時に、
コスパを良くしていくためには、
人工知能(AI)などを用いて走行経路を最適化し、
できる限り自動車が停まっている時間を少なくするように、
効率化されていくはずです。

つまり将来的に、
自動車の台数は減り、
各自動車の停車時間も短くなっていく、
と考えられます。

 

そういった未来の中で、
電気自動車の限界が何かというと、
充電に何時間も要してしまうという問題です。

ガソリン車では数分で燃料を満タンにできるのに対し、
電気自動車のバッテリを満タンにするためには何時間も要してしまう。

充電というのは、
化学反応であるため、
そのスピードを上げるというのは難しく、
流体の圧力という物理法則によって燃料を充填する、
ガソリン車のような方式には敵わないのです。

効率的に自動車を使うためには、
自動車の停車時間を少なくしていかないといけないのに、
充電するために何時間も使わないといけないというのは、
ナンセンスだと思うんです。

それに対して830が注目しているのが燃料電池自動車(FCV)です。

水素を燃料として自動車を動かすFCVでは、
燃料を瞬時に充填することができます。

EVの次はFCVが来ると830は考えています。

FCVはTOYOTAのMIRAIなどが有名ですが、
今後普及していってほしいと考えています。

東京都知事の小池さんも、
結構水素などには理解を示してくれているらしく、
東京オリンピックでも水素を強く押し出し、
燃料電池バスを走らせるなど、
水素社会には追い風が吹いていると830は感じています。

 

環境問題によって、
EVが注目されていますが、
将来的には経済性を考えた結果、
FCVが生き残るのではないかと、
830は期待しています。

FCVに興味を持って頂けましたら、
是非検索して頂けますと幸いです。

 

f:id:basao830:20200302163620p:plain

TOYOTA MIRAI (https://toyota.jp/mirai/)

 

f:id:basao830:20200302164146p:plain

HONDA CLARITY_FUEL_CELL(https://www.honda.co.jp/CLARITYFUELCELL/)

 

水素の可能性

電気自動車の限界と合わせて、
燃料電池自動車の可能性を説明させて頂きました。

これも水素の可能性の一つです。

他にもエネルギーキャリアとして、
水素が電気に優る部分は2つあります。

それは、
貯蔵ができる点と輸送ができる点です。

 

大学院で研究を行っていく中で、
電力会社が抱える電気の悩みのほとんどは、
電気を貯蔵できないことに起因します。

スマホやイヤホンを使うくらいの小規模・短時間であれば、
バッテリに充電しておくことができますが、
電力会社が扱うような電気量になると、
それだけ大きなバッテリを作るというのは、
非常にコストがかかりますし、
バッテリを作ったとしても、
電気を長期的に貯めておくというのは難しいのが現状です

それに起因して、
電気を長距離輸送するものむずかしい。

バッテリを充電して、
持ち運べたら便利かもしれないですが、
上記の理由でバッテリを使う事はできません。

電気を輸送する際は電線を通す必要がありますが、
長距離輸送となると、
電線に電気を通している間に失われるエネルギーがバカになりません。

直流長距離送電のような事例もみられるのですが、
現状で電気の長距離輸送はできない
というのが一般的な見解です。

 

それに対して水素は、
高圧水素・液体水素・メチルシクロヘキサン・アンモニア等、
様々な形態にすることで、
水素を貯蔵し、輸送する事が検討されています。

これらの形態にすることによって、
長期貯蔵が可能になり、
長距離輸送も実現しようとしています。

川崎重工では、
オーストラリアの褐炭から水素を作り、
液体水素の形で日本に輸入する事業が進行しています。
(https://www.khi.co.jp/stories/hydrogen/)

千代田化工建設では、
ブルネイ化石燃料から水素を作り、
メチルシクロヘキサンを水素化することで、
水素を貯蔵して日本に輸入する事業が進行しています。(https://www.chiyodacorp.com/jp/service/spera-hydrogen/)

電気では考えられなかったエネルギーの長距離輸送が、
水素では可能になるのです。

これは非常に画期的な事です。

今まで日本で作りたい電気は、
日本で作らないといけなかった。

しかしこれからは、
日本で使いたいエネルギーを、
オーストラリアで作ってもいいし、
ブルネイで作ってもいい、
アフリカで作ったっていいわけです。

 

また、
水素の使い道ですが、
FCVの燃料として使う事も可能ですし、
水素発電や化石燃料に水素を混ぜて発電する技術も研究されています。

水素を燃料にして電気を作ることができれば、
電気の需要は必ずある以上、
水素の需要も必ずある事になります。

 

ただ、
現在はまだ化石燃料から水素を生産しています。

これでは真にクリーンなエネルギーとは言えません。

太陽光や風力などの再生可能エネルギーを利用して、
水素を生産し、
それを流通させることで、
持続可能な地球を設計することができると、
830は信じています。

まだまだ水素には課題が山積みですが、
少しずつ未来が見えてきていると思っています。

環境問題が叫ばれ、
エネルギーの変革の時代である今、
水素という事業に携わって、
その変革を肌身で感じていきたいと思います。

 

まとめ

今回は、
830の修士時代の研究を紹介して、
水素の可能性について、
紹介させて頂きました。

 

微力な活動ではありますが、
こういった活動の中で、
エネルギーキャリアとしての水素の可能性を、
広めていきたいなと考えています

 

また、
東大大学院進学を目指している方で、
興味を持った方は、
新領域創成科学研究科という。
裏技も検索してみてください笑。

 

今回も最後もまで読んで頂きありがとうございました。

今後も宜しくお願い致します。

 

コロナウイルスの被害と恩恵

コロナウイルスがかなり話題になっています。

皆様も体調には十分注意して、
生活を送って頂きたいと思います。

 

今回はコロナウイルスで受けた830の被害と、
コロナウイルスから830が受けた恩恵を、
紹介したいと思います。

 

 

概要

コロナウイルスによって、
多くのイベントが中止され、
テーマパークの閉園、
スポーツ界の無観客試合
小学校・中学校・高校の休校など、
未曽有の事態となっております。

日本に限らず、
全世界で流行が確認されており、
非常に大きな問題となっています。

 

コロナウイルスによる経済損失は、
数千億円、数兆円に上るとも言われています。

また、世界的にも株価が暴落してしまっている現状です。

コロナウイルスの社会に与える影響は、
リーマンショックを超えるとも言われており、
今後も情報収集が大切になってくると思います。

 

経済的な問題に限らず、
各個人の健康に対しても十分気を付けて頂きたいと思います。

特に年配の方や持病を持たれている方など、
免疫力が低下されている方については、
感染予防をしっかりと行って頂きたいと思います。

若い方についても、
重篤になるケースの報道がされており、
注意を怠らないようにしましょう。

 

コロナウイルスによる830が受けた被害として、
株式投資で評価額が10%程度下がってしまいました。

まだまだ学生で、
それほどポジション自体が大きくなかったので、
被害はそこまでおおきくはありませんが、
それでもやはり損益評価のパーセンテージが下がっていると、
かなりショックです。

今後ポジションをどうしていくかについては、
考察で説明させて頂きます。

 

また、
コロナウイルスによる830が受けた恩恵として、
せどりビジネスの売り上げが一気に上がりました

せどりビジネスでは、
ゲームソフトなどを販売しているのですが、
学校が休校になった影響を受けて、
クリスマス並みの需要となっています。

かなりの売れ行きで在庫がなくなってしまったのですが、
これだけコロナウイルスによって影響が出るのかと、
びっくりしております。

 

いずれにせよ、
早く暖かくなって、
感染が収まる事を切に願っております。

 

 

考察

不況の時の投資判断

830は余裕資金で、
個別株とインデックス投資信託を保有しております。

コロナウイルスの問題が出てきてから、
評価額はみるみる下がっています。

830も投資を始めて間もないので、
どのように対応すればいいのか迷っている段階です。

しかしながら、
10年に1度は必ずこのような経済ショックが起こるという事は、
今までの歴史のとおりです。

約30年前にはブラックマンデー
約20年前にはアジア通貨危機
約10年前にはリーマンショック
そして2020年にコロナウイルスと、
まさに10年に1度経済危機が訪れます。

だからこそ、
経済危機が起きた時に、
どのように対処していけばいいのかを、
しっかりと学んでいく必要があります。

830にとって、
ポジションを持った状態で迎える初めて経済危機。

幸いにもそれほど大きなポジションは持っていないので、
落ち着いて現状を観察することができています。

確実に経験を積んで、
10年後に備えたいと思います。

 

830は個別株とインデックス投資信託いずれも、
保有し続けようと考えています。

個別株については、
将来的に必ず一定の価格まで戻ると確信しているものなので、
その価格に戻るまでは長期的に保有し続けるつもりです。

インデックス投資信託については、
元々長期保有を前提としており、
経済危機を踏まえた上で、
年率5%程度で運用できると考えているので、
迷いなくステイです。

むしろ暴落時は、
安い評価額で新規に買い増すことができるので、
お得です。

今まで通り積み立てを継続していこうと考えています。

 

評価額はみるみる下がっていってしまっているので、
非常にもったいない気もするんですけど、
ポジションを保有し続けるという方針を確立した状態で、
今回の経済危機に対峙していきたいと思います。

今回の判断がどう出るかは分かりませんが、
それをしっかり糧として、
今後の人生に活かしていければ、
たとえ損失が出たとしても、
得られた経験で十分にカバーできると思います。

将来今よりもポジションが大きくなった時に、
正しく判断できるようになれば、
今の少額のポジションで出てしまった損失は、
すぐに取り戻せるとポジティブに考えていこうと思います。

 

今回の経験からとりあえず学んだこととしては、
ポジションを持ち過ぎてはいけないという事です。

やはり、
無くなってもいい余裕資金で投資は行わないと、
このような状況に対して狼狽してしまう。

自分の資産の状況を正確に把握した上で、
余裕資金を投資に回すことで、
落ち着いて対処していけるのではないでしょうか。

FPの勉強などで学んだこととして、
現金貯蓄は生活費1年分を目安に持っておくのがいいそうです。

一年分の流動資金があれば、
落ち着くまでなんとかやっていけるだろうという、
考え方の下の目安となっていますが、
是非参考にしてみてください。

 

株式投資投資信託の判断について、
初心者過ぎて全く参考にならなかったかもしれませんが、
自分の納得のいく投資判断をして、
強い気持ちをもって現状を乗り越えて頂ければと考えています。

 

ポートフォリオの重要性

今回コロナウイルスという事象が起こりましたが、
この一つの事象によって、
株価が下がったことで損失が出たものの、
せどりの売り上げが上がったことで、
損失を小さく抑える事ができています。

この経験から、
ポートフォリオの大切さを実感しています。

ポートフォリオとは、
資産を様々な形に分散することで、
資産の損失リスクをカバーする考え方です。

例えば、
資産が全て日本円だったとすると、
日本に隕石が落ちてきたら、
日本円の価値が下がって資産が減ってしまう。

しかしながら、
資産を日本円と米ドルに分散しておけば、
日本円の価値が下がって資産が減ったとしても、
日本に代わってものの輸出を行って、
売上を上げられるアメリカの米ドルの価値が上がるので、
資産の損失を抑える事ができます。

 

ここでは、
資産を日本円と米ドルに分散した形を紹介しましたが、
今回の830の場合は、
資産を株式とゲームという形に分散しています。

株式の価値が下がっても、
ゲームの価値が高まったのでリスク回避する事ができました。

このように資産を分散させる際に、
どのような割合で分散を行うかをポートフォリオと呼びます。

ポートフォリオを組む際に、
分散先が多ければ多い方がいいという訳ではありませんが、
分散先が一つしかないというのは、
かなりリスクが高い状態になっています。

自分の資産を守るために、
しっかりポートフォリオを組むことが大切ですが、
それ以前にしっかり自分の資産を確認しておくことが大切です

830は毎月自分のバランスシートを書いて、
資産を確認するようにしています。

皆さんも是非バランスシートを書いて、
自分の財務状態を見直してみてはいかがでしょうか

新たな気づきがあるかもしれません。

 

まとめ

今回は、
感染が広まっているコロナウイルスについて、
記事を書かせて頂きました。

 

コロナウイルスによる問題で、
830が学んだことは、
余裕資金を投資に回すという大切さと、
正しくポートフォリオを組む重要性の2点です。

 

是非皆様にも共有したいと思い、
記事にさせて頂きました。

現金預金は生活費1年分にするなど、
参考になるところもあるかと思います。

是非実生活に活かして頂ければ幸いです。

 

何より体にお気をつけて、
山場の2週間をみんなで乗り越えていきましょう。

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

今後も宜しくお願い致します。

 

 

P.S.

せどりビジネスをしているという事を、
何度も書かせて頂いておりますが、
フリマサイトにおいて、
「八三〇物販」というショップを運営させて頂いております。

八三〇物販では、
「すべてのステークホルダーに利益のある取引を行う」
を理念として掲げ、
お客様に、
できる限りお安く商品をお届けすることを、
目指しています。

商品の一括購入やポイント還元によって、
商品を安く仕入れる事で、
お手頃な価格での商品提供を実現しております。

現在は、
任天堂switchのゲームソフトを多数取り扱っているので、
興味のある方は是非ご来店お願い致します。

 

ラクマ
https://fril.jp/shop/830sales

 

メルカリ
https://www.mercari.com/jp/search/?keyword=%E5%85%AB%E4%B8%89%E3%80%87%E7%89%A9%E8%B2%A9

 

ペイペイフリマでも出店しているので、お気に召す商品がございましたら、ご購入お願い致します。

 

「人生の勝算」のすすめ

今回は、
前田裕二著「人生の勝算」
を紹介していこうと思います。

 

「メモの魔力」に続いて、
こちらの作品も読ませて頂きましたが、
改めて前田さんのパワフルさ、
熱意を感じる事ができました

 

830も一生懸命生きて、
周りにポジティブな力を振りまいていけるように、
精進していきたいと思います。

 

それは置いておいて、
本の紹介を始めましょう。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

人生の勝算 [ 前田裕二 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2020/2/29時点)


 

 

 

概要

「人生の勝算」は全6章立てで書かれておりますが、
中身の濃さと比較すると、
分量も少なく読み易いのではないかなと思います。

 

第1章では、
前田さんの弾き語り時代のお話です。

前田さんの小学校時代から始まる、
弾き語りの経験を基に、
現代の人は、
どうすればお金を払ってくれるのか、
前田さんなりの考え方を提示していくれています。

前田さんの答えは、
「人は『絆』にお金を払う」
というものです。

弾き語りをしていた頃、
前田さんは「うまい歌」を歌えば、
お金を払ってもらえると考えていたそうです。

しかしそうではなかった。

前田さんは、
弾き語りをきっかけにして、
通りすがりの人と話をし、
関係を創り出す。

そして、
「今度この曲歌ってよ」
って言ってもらえるまでの関係を築いたそうです。

1週間後、
お願いされた曲を練習し、
路上でその人に歌を披露すると、
その人は一万円を置いていってくれたそうです。

それは、
「うまい歌」にお金を払ったのではなく、
前田さんとの絆にお金を払ってくれたんだと、
書かれています。

これからの時代、
技術の進歩によって物は飽和していきます。

ものそのものの物質的価値はなくなってきています。

ものそのものでなくて、
それを買うまでのストーリーや、
それを買う時空間にお金を払うようになるのです。

例えば、
居酒屋などでも、
おいしい料理に、おいしいお酒にお金を払うのではなく、
誰かと過ごす事の出来る空間にお金を払う。

居酒屋を選ぶときに、
何を食べたいとか、どこが安いとかではなくて、
「高校の友達がやってる店があるからそこに行こう」
ってお店を選ぶとき、
それは居酒屋で提供されるものにお金を払っているのではなくて、
店員との友情や絆にお金を払っているんです。

こういった絆にお金を払ってもらうためには、
人との関係性、
コミュニティづくりを大切にしていかないといけない。

人との関係性やコミュニティを作っていくためには、
どれだけその人のために努力したかが鍵になる。

前田さんは、
SHOWROOMを通して、
アーティストとオーディエンスのコミュニティを作りやすい、
環境を作り、
人の努力が報われる世界を目指しているそうです。

非常にパワフルな思いです。

 

第2章は、
SHOWROOMがどのような変革を起こそうとしているのか、
を紹介してくれています。

第1章で説明されるように、
前田さんは、
歌のうまさや芸術性自体に価値があるのではなく、
そのコンテンツの出し手と受け手の間の、
心が通じ合った絆に価値があると考えておられます。

そこをビジネスとしていけるような社会、
受け手を大切にし、
受け手のために努力した出し手が報われる社会を、
実現していきます。

「正当な努力が報われる場所」を広げていく、
これが前田さんの野望です。

 

第3章・第4章では、
SHOWROOM立ち上げ前、
外資投資銀行で働いていた時の経験を振り返ります。

投資銀行時代にバリバリ働いていた前田さんですが、
尊敬する先輩がいたそうです。

前田さんはその方から多大な影響を受けているそうですが、
その先輩は成績が凄まじいだけではなく、
彼の考え方・生き様にほれ込んでしまったそうです。

投資銀行でやっていくためには、何を勉強すればいいですか」
と質問した前田さんに対して、
その先輩は、
「勉強なんかいらないよ。とにかく人に好かれること。秘書でも、掃除のおばちゃんでも受け付けの人でも、好かれなくちゃだダメだ」
と答えられたそうです。

その言葉通り、
ビルの清掃員の方々にさえも好かれている先輩。

受付の方は、
「あの人だけよ、毎日名前を読んで挨拶してくれるのは。だから、みんな彼のことが大好きなの。休日でも出勤してくれと言われれば、彼のためなら喜んで出勤するわ。彼がいる会社への訪問者だと思うとついつい愛想良くしてしまうわ」
と話されていたそうです。

その言葉を聞いて先輩の言葉の真理を理解したそうです。

本当に誰からも愛されている先輩は、
彼と関わったすべての人が、
彼の味方をしてくれているんだ。

これは自分では敵わないかもしれないなと実感したそうです。

また、投資銀行の経験の中で学んだことは、
モチベーションはあらゆる仕事術に勝るという事だそうです。

前田さんは本当にハードワークで、
周りが心配するくらいの仕事ぶりだったそうです。

「あんなに働いたら長くは続かないだろう」
と言われながらも働き続け、
成績を出し続けた前田さんを支えていたのは、
モチベーションだったそうです。

モチベーションが高まらない人の多くは、
見極めが甘いからだと述べられています。

自分という大きな航海に出ているのに、
コンパスを持っていないようなものだと述べています。

前田さんの今のコンパスは、
努力が正当に報われる社会に向いていると思います。

皆さんも自分のコンパスを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

 

第5章では、
投資銀行を辞めてから、
SHOWROOMを立ち上げるまでのストーリーです。

前田さんは、
SHOWROOM立ち上げ前に、
DeNAの南場さんに会いに行ってアドバイスをもらっています。

その中で、
南場さんに自分の事業プランを伝えた前田さんに対して、
「起業プランなんてたぶん世界中で何十人って人が思いついてる。それ自体に価値なんてないんだよ。肝はexecution。前田君の事業は面白いかもしれないけど、大失敗して大きな借金を抱える可能性もある。従業員の人生や、家族の日々の暮らしも、みんな犠牲になってしまう。そのリスクをカバーできる胆力があるか。」
と言われたそうです。

起業家の書籍を読んでいると、
本当に壮絶な人生を歩んでおられます。

常に自己破産と隣り合わせの人生。

しかし、
そこには彼らの夢があって、
そんなリスクさえも抱え込めてしまうくらいの、
熱い思いがある

前田さんは父親を早くになくした辛いスタートラインから、
大きな成功を収める事で、
「どうせ努力してもだめだ、、、というあきらめに溢れる社会」
を変えていきたいという熱い思いがあります。

「実業は生半可な覚悟じゃ作れない。
胆力が必要だ」
と学んだ前田さんは、
SHOWROOMで成功を収めました。

これから先どのように前田さんが、
世界にアクションを起こしていくのか、
830もファンになってしまいました。

 

第6章では、
SHOWROOMが志向する未来のお話です。

ここまでのお話で何度も書かれていることですが、
SHOWROOMを通して、
頑張った人が報われる社会を、
前田さんは目指していきます。

前田さんは、
SNSの次に来るのはライブストーミングだと述べています。

また、
携帯がスマホに変わったように、
スマホも次のデバイスに変わろうとしている現代、
その流れをうまくとらえて、
プラットフォームを構築して世界一を狙っていくそうです。

 

全体を通して、
「メモの魔力」と同様、
本当に熱い本です。

テレビなどのキャラクターからは想像できないくらい、
本当に熱い人で、
熱意のあるかななんだろうなと想像します。

前田さんの思い描く未来は、
本当に共感できます。

これだけきれいごとが並んだ人を見ると、
少なからず、
偽善者だ、夢ばっかり語るな、
と批判する人が現れるんだろうなと思います。

そういった人たちを飲み込むくらいの勢いで、
事業を成功させ、
世界を取ってほしいなと思います。

830も心から応援していきます。

 

考察

後ろ向き課金と前向き課金

前田さんは、
課金の仕組みに二つ、
後ろ向き課金と前向き課金があると述べられています。

 

後ろ向き課金とは、
YouTubeが最近始めたように、
「広告を非表示にしたかったら課金して下さい」
というネガティブな原動力による課金です。

ごはんを食べないと死んでしまうから食費を払う、
電気・水道が通ってないと生活できないからお金を払う。

こういったお金の流れは、
どことなくネガティブなイメージがあって、
そこに感謝がなくなってしまっている。

それに対して、
前向き課金とは、
動画サイト等に見られる「投げ銭」のようなものです。

演者が求めている訳ではなくて、
こちらから能動的にお金を払う。

路上ライブにお金を払うのもその一つですし、
飲み屋なんかで「おつり取っといて」っていうのもその一つ。

前向き課金には、
ホストに対するありがとうが詰まってる。

これだけいいサービスを提供してもらって、
料金だけじゃ足りない、
もっと感謝を伝えたいから、
お金を渡す。

前回の記事で、
前沢さんのお金の価値観の動画を載せましたが、
そこでもまさにこのお話が出ていました。

お金は感謝だという考え方。

こういった前向き課金のお金って、
本当に感謝の写し鏡になっていて、
本当に気持ちのいいお金の流れだと思うんです。

現代はまだ、
生活のためにお金を使わないといけないので、
前向き課金以外のお金もたくさん発生して、
お金が感謝であるってことがぼやけてしまっています。

しかし将来、
ベーシックインカムとかが導入されて、
生活費がかからなくなれば、
お金はもっとクリアに感謝を映してくれるんじゃないかなと、
830は期待しています。

 

この世の中が、
前向き課金で満たされて、
もらう側も、
そして払う側も気持ちよく、
お金のやり取りができる世界になればいいなと思います。

 

好かれる力

 投資銀行にいた時、先輩から、
「人に好かれろ」
と言われた前田さん。

その後、
先輩を観察し分かったことは、
「先輩は『人を好きになる天才』だった」
という事だったそうです。

誰と接する時でも、
その人のいい所や感謝できるポイントを自然に見つけて、
まず自分から本当に好きになってしまう。

そして人から好かれていく。

 

居酒屋でバイトを始めた時、
本当に衝撃だったのは、
みんなめちゃくちゃ人の悪口をいう事でした。

仕事が終わると陰口の嵐。

こんな世界もあるんだなと驚きました。

830は幸いにも東大で6年くらい生活していましたが、
東大ってやっぱり民度が高いんですよね。

人の悪口ってそんな聞かなかったと思うんです。

(まあ、みんなコミュ障で、
人に興味がないだけかもしれませんけど笑。)

居酒屋に来て、
陰口の嵐の真ん中にいる時に思い出したんです。

高校生の時とかに、
親が家で呑み会をしている時に、
話を聞いていると、
本当に8割ぐらいは人の悪口だったなーって。

その時、
あー意外とこういう環境って多いのかもしれないなって、
思ったんです。

そういう人たちを観察していると、
新しい人が来ると、
「あいつ仕事できなそうだな」とか、
「あいつなんか変じゃね」とか、
何も知らないのにまずネガティブな意見から始まるんです

「人を好きになる天才」
とは全く逆のは状態ですよね。

なんでかは正直分からないんですけど、
変化を恐れているのか、
性悪説なのか。

 

だけど、
830は性善説で生きているので、
人を嫌いになる事とかないんですよね。

それって結構自分の中では普通の感覚なんですけど、
こういう環境に置かれて、
自分はめちゃくちゃ希少な存在なんだ、
って気づくことができました。

そして、この本を読んで、
それは自分の長所なんだって気付くことができました。

就活の時とかは、
「人を嫌いになれないのが830の短所です」
って言ってたんですよ。

830は八方美人なんで、
人を嫌いになれずに、
なんとなく緩い関係でいると、
仕事に支障が出てしまんじゃないかと、
本気で心配していたんです。

時にはドライになれないといけないって。

だけど、
この本を読んで自信を持つことができました。

自分みたいに性善説で生きてる人って結構マイノリティで、
だからこそ自分の特徴が人と違うから、
短所だと思ってしまっていましたけど、
そうではなかった。

確かに、
人を嫌いになれないっていう特徴はマイノリティではあるけど、
それは自分の長所なんだって自信を持って言えます。

きれいごとみたいに聞こえますが、
今なら自信を持って言うことができます。

 

これからは、
人を嫌いになれないっていう長所をさらに伸ばして、
人を好きになる力を身に付けていきたいと思います。

人を好きになって、
人に好かれて、
大きなコミュニティを作っていきたい。

830はそう思っています。

 

 

まとめ

今回は、
前田裕二著「人生の勝算」
を紹介させて頂きました。

 

ビジネス書というよりも、
自己啓発本として読んでみてはいかがでしょうか。

本当に熱い一冊なので、
生きる、頑張る活力なると思います。

こんなに熱く、
こんなにストイックに生きている人がいるんだ。

こんなに素直に、
自分の夢を語れる人がいるんだ、
って感動しました。

 

前田さんから受け取った熱い気持ちで、
830も日々精進していきたいと思います。

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

これからも宜しくお願い致します。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

人生の勝算 [ 前田裕二 ]
価格:1540円(税込、送料無料) (2020/2/29時点)


 

 

P.S.

人に好かれるために、
人を好きになる事は本当に大切な事だと思います。

830はこれまで経験で、
自分の感情は相手の感情の鏡だと思う事がよくあります。

自分が好きだと思う人は相手も自分のことが好き。

話しづらいなーって思っている人は、
その人も自分のことを話しづらいなーって思ってる。

だからこそ、
人に対するネガティブな感情って本当に無駄だと思うんです。

人に対するネガティブな感情も、
人に対する悪口も全てブーメランで返ってきます。

人に対してポジティブな印象を持つことで、
自分に対してもポジティブなイメージを持ってもらう事ができる。

この本でも、
「人を好きにある事は、コントローラブル。自分次第で、どうにでもなります。でも人に好かれるのは、自分の意志では本当にどうにもなりません。コントローラブルなことに手間をかけるのは、再現性の観点でも、ビジネスにおいても当然でしょう。」
と書かれています。

「嫌われる勇気」と一緒ですね。

まず、
人を好きになる。

そこから始めてみようと思います。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2020/2/29時点)


 

 

 

830の数学_1_4_図形と計量

今回は、
「図形と計量」
の単元について振り返っていきます。

ここでは三角比を中心に振り返っていきます。

 

 

 

概要

f:id:basao830:20200229080301p:plain

1-4 図形と計量

 

1-4-1 三角比の基本では、
直角三角形を用いた、
sin, cos, tanの定義を勉強します。

また、
30°, 45°, 60°に置けるそれぞれの値も、
しっかり覚えておきましょう。

三角比の初歩の初歩なので、
しっかり確認するといいでしょう。

 

1-4-2 三角比の拡張では、
単位円を用いた、
sin, cos, tanの定義を勉強します。

直角三角形を用いた定義では、
0° < θ < 90°までしか表現できなかったのに対し、
こちらの定義では、
-∞° < θ < ∞°までを考えられるようになります。

単位円を用いて、
どのように三角比を考えるのかしっかり確認しておきましょう。

直角三角形を用いた定義よりも重要になってくるので、
図を用いてしっかり考えられるようにしておきましょう。

 

1-4-3 正弦定理と余弦定理では、
読んで字の如く、
正弦定理と余弦定理を学びます。

それらの定理の式の形はもちろんながら、
問題の中でどのように使うまで、
しっかり確認しておけるといいでしょう。

三角比の単元は、
正弦定理と余弦定理が大部分を占めます。

出題方法も似たようなものが多いので、
何度も解いているとすぐに慣れていくと思います。

sin, cos, tanなどの文字が出てきて、
一見ややこしいですが、
少しずつ文字に慣れていきましょう。

 

1-4-4 三角比と図形の計量では、
三角形の面積をメインに勉強します。

1-4-3の問題の延長として三角形の面積が入ってきたイメージです。

正弦定理・余弦定理に加えて、
三角形の面積が、
この分野のもう一つのキーワードになっています。

三角形の面積の公式はいくつかありますが、
それぞれしっかり理解して覚えておきましょう。

問題を解いていく中で、
公式も頭に入ってくると思うので、
とりあえず問題演習を進めていけるといいでしょう。

 

この分野から図形問題が入ってきます。

図形問題はひらめきが大事とか、
補助線を引けるかどうかが勝負とか、
色んなことを言われますが、
全ては正しく理解できているかどうかで決まります。

数学においてもひらめきなんて必要ありません。

多くの人がひらめきだと呼んでいる一手も、
830達にとって、
論理的に考えた結果の当然の一手でしかありません。

あたかも天賦の才能があるかのように表現されますが、
そんなものはありません。

しっかりと勉強して、
正しく論理的に考えていけば、
必ず答えに行きつきます。

この記事を読んで頂けたなら、
数学などにおいても、
ひらめきや才能といった言い訳をせずに、
どのように考えていけばその一手にたどり着くことができたのかを、
貪欲に考え抜いて、
次の問題に活かしていってください。

 

 

考察

1-4-1 三角比の基本

1-4-1-1 三角比の定義

直角三角形を用いた、
三角比の定義を確認しておきましょう。

1-4-1-2 主な三角比の値

30°, 45°, 60°の時の三角比を覚えておきましょう。

 

1-4-2 三角比の拡張

1-4-2-1 単位円と三角比

単位円を用いた、
三角比の定義を確認しておきましょう。

1-4-2-2 余角・補角の定理

(90-θ)について考える余角の定理、
(180-θ)について考える補角の定理を勉強します。

どちらも単位円による定義が分かっていれば、
問題なく理解することができるので、
1-4-2-1で単位円による定義をしっかり理解しておきましょう。

1-4-3 正弦定理と余弦の定理

1-4-3-1 正弦定理と余弦定理の考え方

正弦定理と余弦定理はしっかり覚えておきましょう。

また、
図形問題の中で、
どのように扱っていくのかも合わせて、
しっかり学習していけるといいでしょう。

1-4-3-2 三角形の成立条件

三角形の成立条件は、
3辺の長さの関係に注目します。

3辺の長さをa, b, cとして
( * ) |b-c| < a < b+c
と表されますが、
式をそのまま覚えるのではなくて、
意味を確認しておきましょう。

長さaの辺の両端から長さb, cを考えた時、
三角形となるためには、
a < b + c          
である必要があります。

また同様に、
長さbの辺の両端から長さc, aを考えた時、
三角形となるためには、
b < c + a
となる必要があります。

これらを合わせると、
( * )の式が出来上がります。

確認しておきましょう。

1-4-3-3 鋭角と鈍角

三角形の成立条件では、
3辺の関係を考えましたが、
鋭角・鈍角を考える時は、
余弦定理を考えます。

角Aが鋭角の時、cosA>0となるので、
余弦定理を考えると、
a2<b2+c2
角Aが直角の時、cosA=0となるので、
余弦定理を考えると、
a2=b2+c2
鈍角の時、cosθ<0となるので、
余弦定理を考えると、
a2>b2+c2となります。

この考え方を確認しておきましょう。

1-4-4 三角形と図形の計量

1-4-4-1 三角形の面積

三角形の面積の求め方は、
S = (底辺) × (高さ) × (1/2) = bc × sinA ×(1/2)(小学校でなる面積)
S = √s(s-a)(s-b)(s-c) ※但し、2s = a + b + cとする(ヘロンの公式)
S = r × (a + b + c) × (1/2) (内接円の半径)
などがあります。

いずれも頻出の形なので、
それぞれの考え方をしっかり見直してきましょう。

1-4-4-2 多角形の面積

1-4-4-1の発展です。

 

それぞれ覚えないといけないところはしっかり覚えておきましょう。

図形と計量の範囲は経験がとても重要になります。

たくさん演習をこなして、
早く慣れられるといいでしょう。

 

 

まとめ

 今回は、
「図形と計量」に分野を振り返りました。

覚える事が少しずつ増えていきますが、
何を覚えないといけないのか、
しっかりリストアップして、
一つずつ覚えていきましょう。

数学Ⅰの振り返りが終わった段階で、
覚えるべきもののリストをアップしようと思います。

是非参考にしてみてください。

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

これからも宜しくお願い致します。

コロナや花粉症など、
体調管理が難しいと思いますが、
風邪にも負けず勉強していってください!

 

 

P.S.

830は、 
問題が解けなかい時の原因は3つあると思っています。

  1. 公式が頭に入っていない
  2. 問題の解き方を知らない
  3. 問題に慣れていない

 

公式を知らないのはまず覚えましょう。

多くの人が一緒にしてしまっているのが、
1つ目と2つ目。

問題の解き方を知らないのと、
慣れが足りないのは、
同じように見えて全く違います。

間違って答えを見た時に、
「こうやって公式を使うだ。」と思う時と、
「あー、そうだった。そうだった。」と思う時では、
全然状況が違います。

人がものを覚えるのは、
思い出した時です。

「あー、そうだった。そうだった。」って思えた時に、
人は成長します。

それは公式を覚えた瞬間と同じです。

「へー、こうやって公式を使うんだ。」と思っている時は、
何も成長していません。

公式を覚えたからと言って問題が解けるようにならないですよね。

それと同じで、
「へー、こうやって公式を使うんだ。」って思っている段階では、
全く問題を解けるようにはなっていません。

演習の中で何回、
「あー、そうだった。そうだった。」と思えるかが、
成績に直結します。

 

だから、
「あー、そうだった。そうだった。」と思えている時は、
自分の成長を感じてほめてあげてください。

「また、間違った」とか、
「また、忘れてた」とか、
自分を責めないでください。

誰も一回や二回で解き方を覚えられるわけがありません。

成績がいい人ほど、
「あー、そうだった。そうだった。」っていう経験が多いんです。

「こんな解き方あるんだ。」
って思ってないだけ十分成長で、
めちゃくちゃ正解に近づいているんです。

その不正解は、
正解と紙一重なんです。

ポジティブに捉えて、
次の問題へのモチベーションにしていってください。

 

 

 

力の重要性

今回は、
以前紹介した、
「ハートドリブン」
で書きれんなかった内容について、
記事を書いてみました。

 

こちらの手違いで、
手元に書籍がないまま書いているので、
830の記憶頼りの記事になってしまいます。

830が良いなと思った部分の、
ニュアンスは伝えたいと思いますが、
正確な内容は実際に本を手に取って、
確認して頂ければと思います。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 [ 塩田元規 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2020/2/27時点)


 

 

 

概要

塩田さんは学生の頃、
DeNAの プログラムで、
DeNAの事業を分析し、
これからどのようにしていけばいいのかを提案する、
経験をしたそうです。

その中で、塩田さんは、
DeNAはこういった部分が弱く、
こうしていくべきだ」
と指摘をしたところ、
南場さんは、
「なんか話し方がコンサルみたいで嫌い。
それだけ言うならそれ相応の実力がないとだめ。」
と言われたそうです。

 

当時の塩田さんは、
学生という事もあり、
とても悔しい思いをしたと書かれています。

しかしながらその後、
渋沢栄一さんの、
論語とそろばんというかけ離れたものを、
一つにするという事が最も重要なのだ。」
という言葉を聞いて、
南場さん言葉を理解したそうです。

「きれいごとを言っているだけではだめ。
きれいごとから利益が生まれるように考えるのが、
経営者の仕事である。」

そのためには実力がいる。

経営者としての実力が。

 

同じような言葉として、
「愛なき力は暴力、力なき愛は妄想」
「理念・哲学なき技術は凶器であり、
行動なき理念は無価値である」
という言葉を引き合いに出されています。

本当にその通りだと思います。

きれいごとばかり言っていても、
誰もついてこないし、
冷ややかに見られるだけで終わってしまう。

実力がないきれいごとに意味はない。

身に染みました。

 

 

考察

 830は、
ブログやTwitter
Instagramtiktokで情報発信をしています。

できるだけ多くの人に、
世界にはいろんな考え方がある事を知ってほしい、
常識にとらわれる前の若い段階で、
いろんな考え方に触れてほしいと考えています。

しかし、
何の実績も残せていない自分の無力さ、
きれいごとばかりを綴る妄想癖を日々実感します

830にもっと影響力があれば、
もっと大きなインパクトを与えられるかもしれないのにと。

しかしながら、
830にできる事は、
とにかく今できる事をするだけです。

ブログを書いて、
自分の考え方・生き様を残し、
いつか多くの人に読まれ、
大きなインパクトを与えられるような資産を作り上げる。

それらの記事が多くの人の注目を浴びる事ができるように、
日々努力していく。

頑張っていきたいと思います。

 

まとめ

 今回は、
「ハートドリブン」の中の、
印象的だった一場面を紹介させて頂きました。

自己啓発して頂きました。

ありがとうございます。

 

日々生活していると、
どうしても自分の無力さとぶつかる事があります。

しかし、
本を読んでいると、
誰だってスタートは何もなかったんだ、
その中で、
もがいてもがいて影響力をつけていくんだ、
と学ばせてくれます。

先人の努力をエネルギーに、
日々精進していきたいと思います。

 

まだまだ、
何の実績もない830ですが、
応援して頂けると幸いです。

何の実績もないこんな時代から、
830の記事を読んで頂きありがとうございます。

本当に感謝の限りです。

今後も宜しくお願い致します。

 

 

 

830の数学_1_3_二次関数

今回は、
「二次関数」
の分野について振り返っていきます。

非常に大切な分野です。

ここを理解することで、
関数や文字に強くなっていけるので、
しっかりと確認しておきましょう。

 

 

 

 

概要

f:id:basao830:20200227140647p:plain

1_3_二次関数

1-3-1 関数とグラフでは、
関数という定義について勉強します。

y=f(x)とは何を表しているのか、
「xが決まる事によって、yが決まる」
という基本的な概念を勉強します。

最も基本的なところですが、
この部分を正しく理解し、
落とし込めていない人はたくさんいます。

yがxに依存しているというイメージを、
しっかりと構築しておきましょう。

また、
合わせて一次関数も学びますが、
しっかりと図を書くことを、
ここから確認しておきましょう。

正しく図示する力は、
必ず必要になってくるところなので、
初歩の初歩の段階から、
意識しておくことが大切です。

 

1-3-2 二次関数の平行移動とグラフでは、
二次関数の基本と平行移動を勉強します。

二次関数のグラフは次項の平方完成で勉強すればいいので、
ここではしっかり平行移動の考え方を確認しておきましょう。

平行移動の考え方も非常に大切です。

 

1-3-3  二次関数の最大・最小は、
非常に重要な項目です。

しっかりと演習を重ねて、
理解を深めておきましょう。

平方完成という二次関数で最も重要な考え方に加え、
場合分けという数学において非常に重要な考え方も、
勉強する事ができる項目なので、
入念に勉強しておきましょう。

平方完成を使いこなして、
正しく二次関数を図示できるようになること、
二次関数のグラフを正しく理解し使いこなせるようになること、
がこの項目の課題です。

 

1-3-4 二次方程式
1-3-5 二次方程式とグラフ、
1-3-6 二次不等式では、
二次方程式や二次不等式の基本的な解法を勉強します。

1-3-3で正しく二次関数を図示し、
理解することができるようになっていれば、
何も考えなくても、
二次方程式と二次不等式を解いていくことができます。

この項目を学習しながら、
さらに二次関数のグラフの見方を勉強していきましょう。

 

この分野から、
本格的に数学の問題って感じになってきます。

いつも言っていることですが、
x切片、y切片や傾き、
一般型、標準型や因数分解型といった、
専門用語をしっかり押さえておきましょう

用語を知っているだけ、
見える世界は全然違います

 

また、
学校の授業などでは、
点数を取るための解き方やテクニックを教えてきます。

本当に全く意味がありません。

関数の問題で大切なのは、
正しく図示する力、
正しく場合分けする力、
それだけです。

逆にこれができていないと高みには行けません。

点数が取れているかが重要なのではありません。

しっかり理解できているかが合否を決めます。

基本を大切に勉強を進めて下さい。

 

 

考察

1-3-1 関数とグラフ

1-3-1-1 用語の定義

定義域・値域、x切片・y切片・傾き、象限など、
しっかり単語を抑えておきましょう。

1-3-1-2 一次関数

一次関数 ⇒ グラフ、
グラフ ⇒ 一次関数、
双方向を使いこなせるように、
しっかりと理解しておきましょう。

 

1-3-2 二次関数の平行移動とグラフ

1-3-2-1 二次関数の定義
1-3-2-2 二次関数のグラフ

一般型・標準型・因数分解型、
それぞれがどのように表され、
何を知りたい時に用いる形なのかをしっかり理解し、
グラフをしっかり描けるようにしてきましょう。

1-3-2-3 グラフの平行移動

x方向にaだけ平行移動する時は、
「x → x-a」に置き換えるという平行移動の基本を抑えておきましょう。

 

1-3-3 二次関数の最大・最小

1-3-3-1 平方完成

平方完成は重要な考え方なので、
しっかり覚えておきましょう。

1-3-3-2 グラフの最大・最小

ここでは、
場合分けが重要になってきます。

定義域がどのように設定されている時に、
どのように場合分けしていくのかをしっかり理解していないと、
正しく解くことはできません。

問題の全体像を把握して、
どのように場合分けをしていくのかをまず思い浮かべてから、
解答を作っていくことが大切です。

概要でも書きましたが、
授業で習うような、
こういう時はこうする的なテクニックを絶対使わない方がいいです

しっかり理解して、
問題全体を俯瞰視する力、
そして場合分けしていく力を、
しっかりとここで身に付けてください

必ず役に立ちます。

 

1-3-4 二次方程式

1-3-4-1 解の公式

解の公式は、
覚えなくても簡単に導くことができるので、
定理のように絶対なものだとは思わないでください。

あくまでも、
早く問題を解くためのテクニックです。

それを踏まえた上で、
覚えて使えるようにしておけるといいでしょう。

1-3-4-2 判別式

判別式も、
標準型のグラフを正しく描くことができれば、
全く覚える必要のないものです。

こちらも早く問題を解くためのテクニックであることを踏まえた上で、
利用するようにしましょう。

大切なのは、
正しくグラフを描いて、
グラフの意味を理解することです。

 

1-3-5 二次方程式とグラフ

1-3-5-1 二次方程式と二次関数のグラフ

二次方程式は、
二次関数のグラフのx切片を表しています。

しっかりとグラフの意味を理解できていれば、
簡単に想像がつくはずです。

ここを通して、
グラフの見方を改めて確認しておきましょう。

 

1-3-6 二次不等式とグラフ

1-3-6-1 二次不等式と二次関数のグラフ

こちらもグラフが書ければ問題ありません。

グラフを描いたうえで、
x軸より上にあるのはどこですか?
x軸より下にあるのはどこですか?
っていうのを聞いているだけです。

どのように解答していくのか、
簡単に問題を通して見直してきましょう。

 

まとめ

全体を通して言いたいことは、
関数の問題で大切なのはグラフです。

正しくグラフが書ければ、
問題は解いていくことができます。

これは二次関数に限らず、
数Ⅱの微積三角関数でも同様です。

むしろ難しい問題の方が、
正確に図示していくことが求められます。

図を書かなくても解ける問題でも、
しっかり図示する癖をつけて、
正しく図を書けるように訓練していきましょう。

 

そして、
専門用語や定義は非常に大切です。

たくさんの言葉を学んで、
数学の視野を広げていきましょう

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

今後も宜しくお願い致します。

また、
分かりやすかった、もっとこうしてほしい、
こういう所はどうしていますか、
といったご意見・ご要望があれば、
問い合わせリンクやTwitterの方からコメント頂けると嬉しいです。

宜しくお願い致します。

 

 

P.S.

何度も書きましたが、
学校で習うような、
点数を取るためのテクニックは本当に無駄です。

特に高いレベルを目指すのであれば。

 

テクニックというのは、
短期的に得点を上げるために使うものでしかありません

点数の悪い生徒がいっぱい出てきたら面目が保てないから、
自分たちのプライドのために教師たちが教えるものです。

短期的にしか物事をとらえられない人が使うものです。

行きたい大学が、
目標があるのであれば、
長期的に大きな成長をしたいのであれば、
小手先のテクニックは使わずに、
問題の本質を理解していくようにしましょう

 

「ハートドリブン」のすすめ

今回は、
「ハートドリブン」
という一冊を紹介させて頂きます。

 

アカツキという、
モバイルゲームなどを中心とした、
エンターテイメント会社の創設者である、
塩田元規さんの書かれた一冊です。

 

最近は、
簿記の勉強が忙しく、
あまり本が読めていなかったのですが、
久しぶりに読んだ一冊で、
たくさんポジティブなエネルギーをもらう事ができました

 

是非読者の皆さんにも紹介させて頂こうと思います。

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 [ 塩田元規 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2020/2/27時点)


 

 

 

概要

7つのCHAPTERから構成される一冊で、
塩田さんの企業経験を振り返りながら、
塩田さんの「ハートドリブン」という考え方を、
紹介してくれています。

 

CHAPTER1では、
「ハートドリブン」な世界がどのようなものなのか、
今後どのような世界になっていくのか、
塩田さんの考え方を説明しています。

まず、
私たちは色メガネを通して、
世界を見てしまっていることを、
自覚することが大切だそうです。

世界がどのようになっているかではなくて、
どのような感情で世界を見てしまっているのかに注目して、
自分の感情を見つめ直すことが大切。

どのような捉え方をしていたとしても、
それが今の自分。

ブラックな自分なのか、
ホワイトな自分なのか。

そういった中で、
様々な捉え方を受け入れられるようになっていく。

世界は多様性が増していく。

画一的な価値観だけを良しとする時代ではなく、
多様な価値観を尊重していく時代になっていくと、
塩田さんは考えています。

そういった時代の中で、
お金や名誉などの画一的な価値ではなくて、
それぞれの人の中にある、
感情的な価値が重要になる世界、
それがハートドリブンな世界です

そういった世界の中で、
どのように生きていけばいいのか、
人の生活・幸せはどのように変わっていくのか、
是非読んでみて頂きたいと思います。

 

CHAPTER2,3では、
塩田さんがアカツキを起業し上場するといった、
経験を振り返ります。

「塩田君、人生に何かゴールがあると思ってないか?何かを手に入れたり、達成したら幸せで、そうじゃなければ不幸せだと思ってないか?例えば、いい大学に入って、いい会社に入ったら幸せだと思ってないか?ゴールや目標はもちろん大切だ。でも、それは今この瞬間をより楽しみ、味わうためにあるんだ。」
とある化粧品の経営者の方に言われ、
「見えないものを大切にする、内側の成長が大切だ」
と知った塩田さんは、
感情を報酬として発展する社会」というビジョンを掲げました。

そのビジョンの下、
感情報酬を大切にする会社としてアカツキを運営されてきました。

たくさんの困難もあり、
苦労が絶えなかった中でも、
アカツキのメンバーに救われたと書かれています。

たくさんの経験に触れる事ができ、
非常に読み応えのある一冊で、
改めてチーム・人とのつながりの大切さを、
教えて頂きました。

内側の成長や感情報酬といった、
イメージしづらい言葉が並びますが、
是非一読して共感して頂きたいと思います。

 

CHPTER4では、
観念というモンスターについて書かれています。

人はそれぞれメンタルモデルを持っています。

今までの人生の中で培われたメンタルモデルによって、
物事の捉え方、
自分の行動は左右されてしまう。

メンタルモデルを自覚し、
共存していくことが重要で、
そのためにも、
「自分はこういう行動をしがちだな」
というメタ認知を大切にしてほしいと塩田さんは述べられています。

 

CHAPTER5では、
無駄な時間を大切にすること推奨しています。

社員との雑談などもとても大切にしているそうで、
役員会などでも半分くらい雑談で時間を使ってしまうそうです。

その雑談の中から生まれるアイデアに価値があるそうです。

その他にも、
セドナというアメリカのパワースポットや、
バーニングマン
ヴィパッサナー瞑想など、
一見無駄に見える経験で、
得られるものは多かったようです。

バーニングマンとかは有名で、
830も人生の内に経験してみたいなと思ってたので、
さらに楽しみが増しました。

 

CHAPTER6では、
経営スタイルについて書かれています。

感情報酬を大切にする、
ニッチなグローバル戦略、
ニワトリを殺さない、
理解と同意を分ける、
「完璧」よりも「幸せ」なリーダー
などたくさんの考え方が書かれています。

どれも非常にいい考え方なので、
是非参考にしてみてください。

 

CHAPTER7では、
ここまでの考え方を総括した上で、
ハートドリブンな生き方を推奨してくれています。

是非この一冊を読み込んだうえ、
自分の中で消化して、
良ければ取り込んで頂ければなと思います。

CHAPTER7から一つ引用。
「勇気をもって、あなたが行きたい人生を歩んでいく時、
それは多くの人に影響を与えていく。
なぜならば、いつだって変化はたった一人の勇気からは始まるからだ。」

 

 

書籍全体が、
概念的な部分が多く、
短く説明するのが難しかったです。

しかし、
本当に面白く、
参考になる考え方がたくさん詰まっています。

是非読んでみてください。

おススメの一冊です。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 [ 塩田元規 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2020/2/27時点)


 

 

 

 

考察

 ゲームから見る世界の変化と感情報酬

ハートドリブンな世界、
感情報酬を説明する一例として、
ゲームの世界を取り上げていたので、
ご紹介します。

 

昔流行ってたゲームって、
ポケモンドラクエ・FFとか、
RPGがすごく多かったんです。

RPGは、
最終的に敵を倒すっていう目的があって、
攻略型のゲームですよね。

それに対して最近流行ってるゲームに、
マインクラフトっていうのがあります。

マインクラフトは、
ユーザーがブロックを使って、
自分の好きな建物を作ったりしながら、
自由に生活していくゲームです。

マインクラフトは、
明確な目的などはなく、
自分で目的を設定して楽しむ、
自己表現型のゲームなのです。

これ以外に、
FPSなども流行っていますよね。

FPSは相手に勝つことが目的になっていますが、
ユーザーごとに特攻してくのか、
指示を出す係なのか、
たくさんの役割があって、
自分のプレースタイルを選んでいくという点では、
自己表現に近いゲームと言えます。

また、
マインクラフトもFPSも、
ネット上で簡単に人と繋がる事ができ、
協力プレーをしていきます。

誰かと協力している、
人と繋がっているという感情報酬、
自己表現している中で得られる感情報酬が、
最近のゲームには求められているのです。

誰かを倒したから達成感、
みたいなゲーム性ではなくて、
プレーしていること自体が幸せ、
っていうゲーム性になってきているんです。

これを先ほどの経営者の言葉に当てはめるとすれば、
いい大学に入ったから幸せ、
いい会社に入ったら幸せ、
っていう時代ではなくて、
この瞬間を楽しみ、
この瞬間を味わう、
時代になってきているんではないでしょうか。

経営者の言葉は、
「人生は旅のようなものだ。目的地を見据えながら、道を間違えたっていい、道中を楽しんでいくんだ。そして、人生の目的は、何かを手に入れる事じゃない。自分自身の器と可能性を広げていくこと、より大きな自分に出会う事だ。それを意識の成長って私は呼んでいるが。自分が死ぬときは、卒業証書をもらうようなものだ。どれだけ大きな自分になっているかが大切だよ」
と続けられています。

 

与えられた目標や、
世間からの目を気にして生きていくのではなくて、
自分のやりたい事、
自分が楽しいと思えることに目を向けて、
その自分の感情を燃料に、
日々努力し、
楽しんでいければいいんじゃないかなと830も思います

 

優れたリーダーはwhyからスタートする

著名なリーダーは人の心を動かすのがうまい。

みんながついていきたい、
協力したいと思うからこそ、
人が集まり成功を収める事ができる。

著名なリーダーは演説がうまいとよく言われますが、
この一冊でもなぜ人を動かすことができるのかについて触れています。

 

事業について説明する時に、
what:何をやっているか、
How:どうやっているか、
why:なぜやっているか、
がとても大切です。

しかし、
人を動かすことができるリーダーと、
できないリーダーの演説の違いは、
これらのポイントの使い方だと言います。

多くのリーダーは、
what⇒howで終わってしまうのに対し、
人を動かすことができるリーダーは、
why⇒whatを説明するのだと言います。

 

アップルを一例に挙げていますが、
アップルの商品を売る時に、
「私たちは素晴らしいコンピューターを作っています。
ファッショナブルなデザイン、
操作はシンプルでユーザーフレンドリー。
おひとつどうですか。」というのと、
「私たちは世界を変えられると信じています。
そして常に既存の考え方とは違う考え方をします。
世界を変えるために美しいデザインかつ、
優れた製品を世に送り出そうと努力するうちに、
このような製品が出来上がりました。
おひとついかがでしょうか?」というのでは、
印象が違ってきませんか。

皆さんがどう感じられるかは分かりませんが、
ティージョブズはこのようにして、
多くの人を動かし、
いくつもの成功を収めていったのです。

whyが明確だと人を惹きつけるし、
揺るぎのない指針となる。

 

830もこれから会社に入り、
チームの中で仕事をしていくことが増えていくと思います。

周りの人に信頼してもらえるように、
あいつにやらしてみようかなと期待してもらえるように、
話し方や信念を確立しないといけないなと感じました

人生では常にだれかと関わっていかなければいけません。

確かな影響力を持って、
人を信頼し、
人に信頼されながら、
活躍していきたいなと思います。

人に対する影響力、
カルティックな力は、
今後本当に大切になってくると思います。

830も、
このスキルを強く意識しながら、
日々生活しています。

良ければ皆さんも、
影響力を高めていってはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

今回は、
「ハートドリブン」
という一冊を紹介させて頂きました。

正直、
このブログだけでは、
ハートドリブンの考え方を説明しきれていないかなと思います。

 

本当にパワフルで、
興味深い一冊なので、
手に取ってみて頂ければなと思います。

 

ここには載せられなかったたくさんの名言。

是非読んで、
糧にしていってもらえればと思います。

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

今後も宜しくお願い致します。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力 [ 塩田元規 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2020/2/27時点)


 

 

 

P.S.

本当にたくさんの面白い話が載っていたのですが、
もう一つだけ印象に残ったものを紹介させて頂こうと思います。

 

それは、
「ニワトリを殺さない。」
というものです。

ニワトリの小屋に、
一匹傷ついたニワトリを入れると、
みんなにいじめられ、
殺されてしまうそうです。

私たちの世界でも、
少数派の人の意見は簡単に淘汰される。

マジョリティの意見と、
マイノリティの意見があって、
マイノリティだからというだけで、
意見が軽視されるのはどう考えてもおかしい。

前回は前沢さんの記事を書かしてもらいましたが、
前沢さんのようなお金の使い方・考え方は明らかにマイノリティです。

だからといって、
前沢さんの考え方は間違いだったのでしょうか。

前沢さんは、
多くの人が憧れるような成功を成し遂げているではないですか。

 

むしろ、
マイノリティな意見にこそ価値がある。

誰でも思いつくようなマジョリティな意見には価値がない。

本当はそういう事なのではないでしょうか。

本当に多数決が正解なのでしょうか。

あらゆる判断に小数決を使ってみても面白いかもしれません。

一見ダメに思える事でも、
それを良くするためにみんなでデバックを加えていけば、
最終的には最高な結果が待っているかもしれません。

 

前沢さんの1億円キャンペーンってどうなの?

今回は、
ZOZO元社長前沢氏の、
1億円お年玉キャンペーンについて、
思ったことを書いてみようかなと思います。

 

 

概要

1億円お年玉キャンペーンとは、
「日頃の感謝を込め、
僕個人から100名様に100万円を現金でプレゼントします」
という前沢氏のツイートから始まりました。

前沢氏のアカウントをフォローし、
このツイートをリツイートした人の中から、
100人に100万円をプレゼントするという企画です。

リツイートする人の中には、
100万をこういうふうに使いたいとか、
100万円があったらこういう事がしたいとか、
夢を添えてリツイートしている人も多く見られました。

 

この企画には賛否両論があると思うのですが、
830の兄弟や友達と話していると、
「金をばらまいて、
それにたかってくる貧乏人を見て楽しんでるんやろ」
っていう人が結構いたんですよね。

830はそういう捉え方をしたことがなかったんで、
そんな考え方をするんだなって思って驚きました。

そして、
そういう考え方をしている人が本当に結構いる。

 

こういう話の中で、
830が思ったことを少し書いてみようかなと思います。

 

 

考察

人の夢を聞くのに100万円は高いか

ネット上で当選を発表している当選者の方々がたくさんいます。

その方々の共通点は、
「100万円を何に使うのかが明確である」
という点です。

和田千裕:シェアアトリエを製作する
横山緑:イモラ国際ピアノアカデミーのプロジェクトに利用する
東堂優:日本の民藝を取材して、日米語で発信する旅をする
などなど。

明確なアカウントであって、
やりたい夢をしっかりと持った人が選ばれているんです。

100万円がなかったら夢を諦めないといけない人が、
100万円で夢を叶えられるなら、
100万円なんて安いものなのかもしれません。

特に、
前沢さんくらいお金があって、
むしろ使い道に困っているような人なら。

 

日本人ってシャイですし、
やりたい事とか、人と違う事とかを、
大声で言えない人多いじゃないですか。

だけど、
100万円があれば実現できるかもって思えたら、
勇気を出して言葉にしてみようって思うかもしれない。

100万円払う事で、
そういう人たちのアイデアに触れられるって、
そういう人たちの手助けができるって、
本当にいい経験だと思います。

人の夢、本気の熱意に触れるためには、
100万円くらいかかるんだなって、
830はこの企画で感じていました。

 

使い道、夢も何もない人に、
100万円をばらまくほど前沢さんも変人ではないと思いますし、
100万円が欲しいってただ群がってくる貧乏人を楽しむほど悪趣味でもないと思います。

そんな人たちのこと、
まず眼中にないんじゃないですかね。

そういう人たちの中に紛れ込んでる、
夢があって、熱意もあるけど、
「ただお金が無い事だけが問題なんです、
手助けしてください」
って人を探しているんじゃないですかね。

そういう人の熱い気持ちを聞くため、
そういう人の夢を応援するために、
100万円払うのは高いのでしょうか。

 

どんなふうにお金を使っても文句を言われる社会

前沢さんって本当にお金持ちなんで、
色んな所で話題になりますよね。

そして何をしてもバッシングされる。

 

月に行くために何百億円使いますって言っても叩かれる。

自家用ジェットで旅行に行っても叩かれる。

自分で使わずに、
人に100万円を配りますって言っても叩かれる。

どうやっても前沢さんがお金を使うと叩かれる。

どうすればみんな満足してくれるんですかね。

前沢さんは金持ちだけど、
質素に生活して、
数千億の資産を貯金しておけって言いたいんですかね。


お金って使わないと経済は回りません。

だけど、
前沢さんほどお金が有ると、
使うのが難しいと思うんです。

2000億円をあと40年で使うとして、
1年で50億円ずつ使っていかないといけないわけです。

想像できませんよね。

使い方が分からないからって、
そのお金を滞留させておくのは社会とっても良くない。

だから、
前沢さんも日々お金の使い方を模索してるんだろうなと思います。

それが、
月旅行だったり、
1億円企画だったり、
10億円企画だったり。

こうやってチャレンジするのって、
全て社会のためでしかないと思うんです。

だって、
自分がのうのうと生きていくためには、
十分すぎるほどのお金を手に入れてしまっているんですから。

だから、
前沢さんの一つ一つのチャレンジに感謝しながら、
楽しんでいきたいなと思います。

 

まとめ

今回は、
前沢さんの1億円キャンペーンについて書きました。

 

「お金に群がる貧乏人を見て楽しんでる」
っていう考え方をする人に何度も出会って、
本当にこういう捉え方でいいのかなと思ったので、
記事にしました。

物事の捉え方は人それぞれですが、
こういう考え方もあるんだなという風に読んでもらって、
良いなと思ったら拡散してもらいたいです。

宜しくお願いします。

 

前沢さんのお金に対する考え方の動画です。

良かったら見てみてください。

めちゃくちゃきれいごとですけど、
830はこういうの大好きです。

お金を払う時は、
必ず誰かに感謝をしないといけないんだなと、
勉強になりました。


前澤にとって“お金”とは?

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

今後も宜しくお願い致します。

 

P.S.

最近行われていた10億円キャンペーンは、
10万円の手数料を払って、
事業計画書を前沢さんに提出し、
良いなと思ってもらえれば、
1億円をもらえるというキャンペーンです。

 

結局、
4000件の応募があって、
4億円を回収したっていう記事をよく見ますけど、
4億円を回収したことに何の意味もないんだろうなと思います。

10万円の手数料は、
お金を回収するためのものなのではなくて、
面白半分で投稿してくる人をふるいにかけるためのお金で、
これによって、
無駄な投稿を省いて、
熱のこもった事業プランを精査できるようにしたかったんだろうなと。

むしろ、
お金を使いたくてキャンペーンをしているのに、
お金が返ってきてしまって、
むしろ迷惑ぐらいの感覚かもしれませんよ笑。

 

830の数学_1_2_集合と命題

前回に引き続き、
今回は「集合と命題」の分野について、
見ていきます。

 

今回は、
この分野、各項目において、
どういった所を注意していたのか、
830の考え方をメインに紹介していこうと思います。

 

それではいきましょう。

 

 

 

 

概要

f:id:basao830:20200225215257p:plain

1_2_集合と命題

1-2-1項 集合では、
集合で用いる様々な記号や、
集合関係の表し方を勉強します。

記号などを理解するだけだと簡単なので、
簡単にスルーしてしまいがちなところですが、
しっかり理解しておくことで力になる項目です。

集合の知識がしっかり備わっていなくても、
問題を把握することはできるのですが、
集合の知識や記号を知っていると、
よりクリアに問題を把握できることが多々あります

簡単なところですがおろそかにせず、
きちんと考え方や表し方を身に付けておけるといいでしょう。

 

1-2-2項 命題と条件では、
命題の書き方と真偽について勉強します。

命題が真の時、命題が偽の時、
それぞれどのような証明方法をなるのか、
しっかり確認しておきましょう

余裕があれば、
RNなどの数学記号も、
覚えておくといいと思います

知識は力になります。

たくさんのことを知っていると、
ものの見え方は全く違ってきます。

知らなくても問題を解くことはできますが、
知っているとさらにクリアに問題を認識することができるので、
幅広く知識を蓄えるようにしましょう。

 

1-2-3項 命題と証明では、
本格的に証明問題を行います。

受験で差が出るのはやはり証明問題です

しっかり証明問題の基本を抑えて、
応用問題にも対応できるようにしておきましょう。

何を示したいのか(Goal)、
どのように示していくのか(Method)、
何が与えられているのか(Situation)、
をしっかり明確にして、
解答の大枠をイメージしていけるように訓練しましょう

また、
ここで学ぶ背理法は、
とても大切な考えたです。

しっかり身に付けて力にしておきましょう。

 

考察

1-2-1 集合

1-2-1-1 集合の包含関係

 集合の包含関係を表すなどの記号を確認しましょう。

 

1-2-1-2 空集合

を確認しておきましょう。

 

1-2-1-3 共通部分と和集合

(共通部分)や(和集合)の使い方を確認しておきましょう。

 

1-2-1-4 補集合

補集合は、
集合の否定を表しています。

表し方を確認しておきましょう。

1-2-1-5 ド・モルガンの法則

ド・モルガンの法則はしばしば使われます。

知らなくても考えればわかるので、
問題はありませんが、
常識的なレベルまで落とし込んでおけると、
時間短縮にもなるので覚えておくといいでしょう。

しっかりベン図を使って理解しておきましょう。 

 

1-2-2 命題と条件

1-2-2-1 命題の条件と真偽
1-2-2-2 命題と集合

この項目も理解するのは非常に簡単なところですが、
試験になると多くの人が減点されてしまうところです。

甘く見ずにしっかり理解していけるといいでしょう。

加えて、
様々な数学記号をしっかり勉強しておくといいでしょう。

大学の数学でも、
数学記号論という講義は非常に難しく、
数学オタクが履修する難易度の高い講義になっています。

数学記号論では、
数字と記号だけで数学を表現するので、
文字は一切出てきません。

万国共通で数学を行うために学習する、
かなり高度な数学講義です。

しかしながら、
その知識を知っておけば、
必ず問題把握には役立ちます。

+αで数学記号を身に付けておけるといいでしょう。

 

1-2-3 命題と証明

1-2-3-1 逆・裏・対偶

逆・裏・対偶の真偽の関係をしっかり押さえておきましょう。

命題と対偶の真偽は必ず一致しますが、
命題と逆、命題と裏の真偽は必ず一致するわけではありません。

1-2-3-2 背理法

背理法は非常に重要な証明手法です。

レベルの高い証明問題ではよく用いられ、
考え方も非常に大切になってくるので、
確実に理解して、
使えるようにしておきましょう。

 

まとめ

今回は、
1-2 集合と命題という分野について、
振り返ってみました。

チャート式を見ていると、
一つ一つの問題は簡単なので、
読み飛ばしてしまいがちな分野ですが、
考え方一つ一つは非常に大切です。

数学全体の基礎となるところなので、
しっかりと理解して、
余裕のある人は+α勉強しておくといいでしょう

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後も宜しくお願い致します。

 

P.S.

前回の1-1 数と式と同様に、
もっとも基礎的な分野になっています。

当然できるだろうと、
多くの受験生が軽く見てしまうだけに、
こういった基本的なところで、
少しずつ差がついていってしまいます。

しっかり自分に落とし込んで理解しておくといいでしょう。

 

何事も大切なのは基本です

数学で時間が足りないという人のほとんどは、
計算が遅い、
問題を読むのが遅い、
問題の理解が曖昧、
などといった基本的なレベルの所で、
後れを取っています。

ひっ算やたすき掛けといった、
基本的なところを意識しながら、
計算スピードを重視して学習していくといいでしょう。

また、
問題を早く読み込むためには速読です。

速読は少し練習するだけで、
2倍くらいのスピードになるので、
速読のメソッドをググって実践してみてください。

他の色んな科目にも必ず活きてくるスキルです。

問題を素早く、クリアに理解するためには、
様々な事を知っておく必要があります。

その一つとして、
集合の分野で数学記号をできるだけ多く知っておくことで、
必ず理解を助けてくれるでしょう。

 

830の経歴_10(就職活動1)

今回は、
830の学部時代の就職活動について、
記事を書いていきます。

 

 

概要

830は、
学部時代と修士時代それぞれ就職活動を行いました。

今回は学部時代に行った就職活動について紹介します。

 

学部3年の頃から、
学部卒で就職を目指す人は就職活動を始めます。

文系の人の多くは学部卒で就職するので、
文系の部活の友達も就職活動を始めていました。

830も学部卒で就職しようと考えていたので、
説明会や1dayインターンなどに参加しながら、
情報収集を行っていました。

 

この時はまだ、
「これがしたい!」
というものも強くなかったので、
とりあえずブランドが高かったり、
給料が良かったりする企業を中心に就活をしました。

 メガバンクや商社、外資系コンサルやIT系などに加え、
メーカーの大学推薦も視野に入れていました。

しかしながら、
どこの企業を見てもピンとくるものはありませんでした。

(それぞれどんな感じで納得がいかなかったのか、
830なりの考えを考察に書いておくので、
参考にしてみてください。)

いくつかエントリーもしましたが、
「ここで働きたい!」
という思いもないまま、
面接などを受けていると簡単に落とされていきました。

 

そんな中、
イワタニ産業というエネルギーの専門商社に出会いました。

この企業の説明会を聞く中で、
環境問題の重要性を感じ、
今の830の軸なっているといっても過言ではありません。

イワタニ産業とは、
鳥人間コンテストを協賛している企業で、
メインはプロパンガスを販売しているのですが、
その他にも産業ガスや素材も扱っています。

その中の一つとして「水素」も取り扱っていて、
説明会では、
環境問題が叫ばれる中、
「水素」がその解決策になると、
熱弁されていたので興味を持ちました。

そこから「水素」というものを調べてみると、
非常に興味深く、
化石燃料などに代わるクリーンエネルギーになるのではないかと、
830は考えています。

エネルギー源としての「水素」は、
まだまだ世間には知られていませんが、
環境問題解決の一翼を担う存在になると期待しています。

その「水素」の事業を行う岩谷産業は、
おもしろい企業なのではないかなと感じました。

 

そこで、
イワタニ産業の水素プロジェクトに参加したいと、
エントリーをして面接に行きました。

「御社の水素プロジェクトに興味があります。」
とお話ししたところ、
「必ずしもそこに配属されるかわからないけど、
違う所でも頑張れますか。」
っていうのが最初の返答でした。

「なんでも楽しめるのが僕の長所なので、
どんな所でも頑張ります。」
とお答えはしましたが、
正直、
「なんで悪いポイントばっかり言うねん。
分かっとるはそんなこと。
そんな当たり前のこと飲み込んだうえで、
これやりたいですって言ってるに決まっとるやろ」
って思いました。

まあ、
面接をする人は当然、
技術の専門家ではないので、
そういった細かい話はしないのかもしれませんけど、
なんかネガティブな事しか言ってくれへんなーって思いました。

もっとこっちワクワクさせるように、
話されへんのかなーって。

この面接が就職活動のゴールを決めてくれました。

 

最終的に、
大学院に進学する事にしました。

入社した時に、
どこの部署に行くかわからへんって、
やっぱり専門性が足りなさ過ぎるんだろうなと思ったんです。

こいつはここにアサインさせるために採用する、
って企業側がしっかりイメージできるくらい、
やりたい事を明確にして、
さらにその分野への専門性を高めた上で、
就職活動をやり直そうって思ったんです。

そして、
大学院ではエネルギーの研究を行って、
専門性を高めていきました。

 

学部時代の就活は、
なんやかんややった結果、
大学院進学という結論になってしまったんですけど、
本当にたくさんのことを学べたと思います。

自分のやりたい事を明確にできましたし、
何のために大学院に行くのかを明確にできた

学部時代にしっかり自分を見つめ直せたことで、
大学院でも意識高く生活することができたと思っています。

大学院進学を念頭に大学に通っている理系の人も、
是非学部時代に就職活動をすることをおススメします

絶対それからの生き方が変わると思いますし、
就職活動を通して自分を見つめ直すことができれば、
かけがえのない経験になると思います。

っていうよりも、すべての人に、
自分を見つめ直す時間をしっかりとってほしい

自分が何をしたいのか、
自分は何のために今何をしているのか、
自分はどういう時に幸せを感じて、
自分はどういう時にイライラするのか、
自分を理解していないと、
自分の人生を生きていくのは本当に難しい。

是非定期的に自分を見直す時間を取っていきましょう。

 

 

考察

各業界を辞めた理由

学部時代は幅広く、
銀行・商社・外資系コンサル・IT・メーカーなどを、
回っていました。

どこも何となくピンと来なかったので、
830なりのそれぞれの業界のイメージを書いてみます。

あくまで830のイメージです。

 

銀行

社会には余っているお金が山ほどあります。

使い切れないお金が山ほど働かずに眠っている。

銀行は、
お金があれば価値を生み出すことができるっていう人に、
余っているお金を供給する仕事だと思っています。

お金が無いから事業を始める事ができないって、
本当にもったいない状態だと思うので、
それを打破するために存在するのが銀行。

だから本当に大切な仕事だとは思うんですけど、
悪く言うと、
雑務をやって手数料もらってるっていうイメージ。

830はそこにやりがいを感じる事はできませんでした。

それを一生仕事にしていくのはさみしいなと。

お金を使って、
実際価値を生み出す側に立っていたいなと。

 

商社

商社は価値のあるものを、
顧客まで届けるのが仕事

国をまたいで、
様々なものを流通させる役割を果たしていて、
こちらも本当に大切な仕事だと感じました。

しかし、
総合商社は扱っているものが多く、
どこに配属されるのかはわからないというのが一番のネックでした。

エネルギーを扱っている商社も多いですが、
入社してもそこに携わる事ができるのか分かりません。

さすがにこのギャンブルはできないなって思いました。

何を取り扱うかとかではなくて、
商社自体に価値を見い出している人はそれでもいいのかもしれませんが。

あとこれは単純な理由なんですけど、
転勤が多いっていう点で830には無理だなと思いました。

 

IT

IT系は最近話題になっていたので、
少し見ていましたが、
話題になっているからこそ優秀な人が集まるんだろうなと思いました。

めちゃくちゃお金かけて就職活動も行っていますし、
本当に勢いを感じました。

競争も必ず激しくなる。

だからこそ、
IT業界に進むのは、
レッドオーシャンに頭から飛び込んでいくようなものではないかなと、
それは正しい選択なのだろうかと思ったんです。

ITが叫ばれ、ソフトウェアが注目される今だからこそ、
逆にハードウェアな業界の方が希少価値が高まっていくと考えています

IT業界でガツガツ働く人って多くなっていくと思うんですけど、
逆にハードウェアな業界でガツガツ働いて、
専門的な知識をたくさん身に付けておいた方が、
将来830の希少価値は高まっていくのではないかと考えています。

 

メーカー

エンジニアとしてメーカーに行くと、
大学推薦で採用されている人が多くなるんですよね。

大学推薦で来る人って、
何がしたいとか考えて選んできてるんじゃなくて、
「教授にここがいいって言われたから来ました」、
「先輩が来てたから来ました」、
っていう人がごろごろいるんです。

そんな人任せな理由よく平然と言えるなって、
思っちゃうんですけど、
実際にそういう環境なんですよね。

こういう環境にいたら、
自分もそっちに流されてしまうなと思ったんで、
真っ先にメーカーは諦めました。

自分の身を置く環境選びって大切だと思うんで、
どういう自分になりたいのかを考えて、
職場環境がそれに適しているのかを、
しっかり見極める事も大切なのではないでしょうか

機械系だったんで分かるんですけど、
モノを作ることって本当に楽しいんで、
メーカーに行く人は、
是非モノづくりの楽しさを求めて入社して、
楽しんで仕事してほしいなと願っています。

 

 

やりたい事をするために稼ぐのか、やりたい事で稼ぐのか

就活中に話をしていた時に、
ある先輩が、
「仕事はお金稼ぐ時間やって割り切ってるから、
相応の給料もらえたらそれでええねん。
金に困らず、
休日楽しめたらそれでいい。」 
って言ってたんです。

仕事の考え方って様々あると思うんですけど、
結構こういう考え方の人も多いと思うんです。

インターンとかで職場に行った時に、
ある企業は本当にこういう価値観の人が多かった。

仕事は金を稼ぐために苦しい思いをするもんだ、
って完全に自分の中で割り切ってる人。

全部を受け入れてるから、
文句も言わないし、愚痴も言わない。

淡々と仕事をこなして、
「週末は誰々とゴルフ行くねん。」
って楽しみにしてるんです。

仕事とプライベートをしっかりと割り切るっていうのも、
一つの考え方で、
何も考えずにダラダラ仕事して、
仕事終わったら酒飲みながら誰かの愚痴を言う人より、
全然いいなって思います。

だけど、
仕事をする時間って本当に長いじゃないですか。

一週間168時間あって、
週5で8時間働いたら40時間。

残業とか入れたらもっとかもしれませんけど、
少なく見積もっても人生の1/4を仕事として割り切るのって、
もったいないなって830は思っちゃいます。

そこでも楽しめるように生きれたら、
もっともっと人生豊かになるんじゃないかなって思うんです。

 

考え方は人それぞれでいいと思うんですけど、
自分が働く職場にどういう人が多いのかは、
しっかり把握しておいた方がいいと思います

自分と価値観が違う人が多いと生きにくいと思います。

インターンに言って思ったことは、
やっぱり社風ってあるんだなってことです

類は友を呼ぶみたいなことかもしれないんですけど、
それこそ公私を割り切った人の多い企業もあれば、
社内のコミュニティを大事にしている人の多い企業もあるし、
なんとなくで働いている人の多い企業もある。

職場環境って本当に大切な要素になると思うので、
長期インターンとかで、
しっかり雰囲気を把握してから、
自分の価値観に沿った企業選びをしてほしいなと思います

 

まとめ

今回は830の学部時代の就職活動について、
記事を書きました。

 

価値観は人それぞれなので、
各業界についての捉え方も違うと思いますが、
こういう見方をしている人もいるといった感じで、
参考にしてもらえればうれしいです。

 

また、
就職活動において、
長期インターンとかは本当に役立つと思います。

自分の価値観を大切にするためにも、
周りの環境は本当に重要になってくると思うので、
企業の雰囲気をしっかり感じた上で、
企業選択を行ってほしいなと思います。

 

やりたいことが明確で、
そのための勉強もしていて、
社内の雰囲気も感じられている。

その上でこの企業に就職したいですって、
いう事ができれば、
絶対採用を勝ち取ることができると思います

Copyright ©意識高い系東大生830が大企業に新卒入社した顛末 All rights reserved.