意識高い系東大生830が大企業に新卒入社した顛末

意識高い系東大生830が大企業に新卒入社してからの顛末を綴っていきます。

830の経歴_7(東京大学受験)

最後のセンター試験も終わってしまいましたね。

センター試験は、
受験生の本当の実力を確かめる事ができる、
非常にいい試験だと思っていたので、
変わってしまうのが残念です。

受験生からすると不安な部分もあるのかもしれませんが、
実力があれば、
試験の様式なんて全く関係ないので、
今できる勉強を、
コツコツやっていきましょう。

 

今回は東京大学の受験の中で、
学べたことについて、
紹介していこうと思います。

 

 

 

 

概要

830の高校は関西だったので、
ずっと第一志望は京都大学でした。

東京大学を意識し始めたのは、
高校3年生になってからだと思います。

京都大学の工学部はずっとA判定が出ていたので、
受かるだろうなと思っていました。

それに対して、
東京大学はC判定がアベレージで、
負けず嫌いな性格もあって、
「それだったら東京大学を受けてやろう」
みたいな気持ちで、
東京大学を第一志望にしたのが始まりだったような気がします。

 

東京大学京都大学の問題の違いは、
数学は圧倒的に東大の方が難しいこと、
英語は東大がスピード重視で京大が正確性重視であること、
が大きな違いだと思います。

数学は、
京大で4完半が求められるのに対し、
東大では2完半々くらい目標になっているくらい、
問題のレベルが違うので難しかったです。

何とか部分点をもぎ取っていけるように、
答案を作っていくことを意識していました。

京都大学を意識して勉強してきたので、
英語の勉強はかなり苦労しました。

求められる能力が全然違うので、
慣れるまでは非常に大変でした。

初めはすごい難しく感じましたが、
演習をこなしていく中で慣れる部分も多く、
なんやかんやで形にはなっていきました。

過去問10年分はやりましたけど、
それくらいやってたら、
どんな問題でも慣れてくるもんなんだなと感じました。

 

学校では東大対策の授業とかも用意してくれてたんですけど、
受ける人少ないし、
自分よりも成績いいやつが京大の授業受けてるのに、
なんで俺はいきって東大の授業受けてんねやろとか、
めちゃネガティブになっていた気がします。

それでも仲いい友達がいて、
その子は単純に難しい問題とか、
新しい問題が好きやったんで、
「一緒に東大の授業受けよ」とか言ったら、
一緒に東大の授業の方を履修してくれたりして、
ほんとに精神的に助かりました。

いなかったら普通に東大なんか受けてなかったかもしれないし、
何するにしても仲間って大事やなって、
今振り返ると思います。

めちゃくちゃ頭良かったから、
何の問題もなく京大に行きましたけど、
東大に来て、
一緒に切磋琢磨してたら、
今頃なんか面白い事一緒にしてたかもとか思うと、
すごい残念な気もするんですけど。

演習してたら慣れてきたとか言っても、
最後の最後、
センター試験後の直前模試でも、
結果はE判定とかもらってたんで、
学校にも、親にも、
めちゃくちゃ東大受験は反対されました。

模試では、
数学でいっつも2,3個計算ミスとかをしてしまっていたので、
その分点数加えたら、
C判定・B判定くらいは取れてる計算でした。

なのでE判定でしたけど、
自分的には絶対いけるっていう自信はありました。

それをどれだけ説明しても、
「どうせむり」
って言ってくるんですよね、
外野の人って。

人生であんなに周りから否定されたことなかったんで、
本当にしんどかったですね。

親すら「落ちるんやったら京大受けとけ」
とか言ってくるし、
「こんな頑張ってんのに、
なんで応援してくれる人おらんねん」
っていっつも思ってましたね。

 

 

難しい事をする時って、
普通の人からしたら「むり」に見えますよね。

けど、
本当に自分がしたい事なんだったら、
やったらいいと思います。

「最後まで東大を受けたい」って言い続けたのは、
自分だけは自分の味方でいてあげたかったのかもしれません。

それだけ誰にも期待されてない自分が、
かわいそうだったのかもしれません。

それだけ言われて、
「じゃあ京大受けます」って、
今まで頑張ってきた自分がかわいそ過ぎるじゃないですか。

これから受験をしていく人も、
受験校を選ぶ段階で、
とんでもないくらい悩むんだろうなと思います。

少なくとも、
これまでの人生で一番悩む時間だと思います。

それでも、
最後の決断を下すのは自分です。

周りがどういう意見を言ったって、
それはあくまで参考でしかなくて、
最後に決める事ができるのって自分だけです。

自分が一番行きたいと思える大学を選んでください。

落ちたって死ぬわけじゃないし、
受かったって天国が待ってるわけじゃない。

どこの大学行ったって、
どこの大学にも行けなくたって、
大した問題じゃないし、
それで人生が決まるわけではない。

けど、
「僕には無理だ」
「私には無理だ」
って自分の目標を諦めたとしたら、
最後の最後で逃げる事を学んでしまったら、
自分に見切りをつけられる人間になってしまったとしたら、
人生の大枠は決まってしまうと思います。

平々凡々な人生が待っているでしょうね。

そういう人の未来は大体予想できます。

830は、
受験に落ちるよりも、
そっちの方が100倍嫌です。

難しい所を受けろとか、
限界に挑戦しろとか、
言っている訳ではありません。

自分が心の底から納得のいく選択をしてください。

落ちたとしても、
受かったとしても、
後悔しないような選択をしてください。

最悪の状況は何なのか。

それは本当に受験に落ちる事なのか。

自分の頭で考えて、
覚悟をもって決断をしてくさい。

830はその覚悟をもった決断を、
心の底から応援します。

 

受験を通して、
合否以上に学べることは本当にたくさんあります。

最後まであきらめないこと、
どうしたら目標を達成できるのか試行錯誤すること、
自分を信じてあげること、
ぜひその貴重な経験の中で自分を磨いてください。

 

 

考察

思いが強い人が受かる

受験中にある先生が言っていた言葉なんですけど、
「受かりたいって強く思えた人は受かる」
って言われたんです。

その時はあんまり意味が分かりませんでしたが、
少し経ってなんとなくその通りだなと思うようになりました。

 

「受かりたい」って思うだけで受かるわけない、
って感じる人もたくさんいると思うんですけど、
じゃあどういう人が受かるんですかね?

830は人間に能力の差なんてないって思っているんです。

みんな能力は対等で、
特に勉強なんて体格も関係ない。

だから、
生まれつき頭が良い・悪いなんてないと思っています。

「あの子は頭がいいから受かるだろう」とか、
「自分は頭が悪いから無理だ」っていうのは、
言い訳でしかないと思うんです。

830は結局、
勉強した人が受かると思ってます。

たくさん努力した人が受かるって思ってるんです。

じゃあ、
どういう人が努力するかって言ったら、
「受かりたい」っていう思いが強い人が、
努力するんじゃないですかね。

思いが強いほどたくさん努力するんだったら、
思いが強い人が受かりますよね。

 

たくさん勉強した人は受かる。
「受かりたい」って思いが強い人はたくさん勉強する。
⇒「受かりたい」って思いが強い人は受かる。

先生が言っていたのはこういう事なのかなと思っています。

 

だからこそ受験生には、
「受かりたい」って思う理由を探してほしい、
自己分析をしてほしいって思ってるんです。

単語帳を開いたり、
過去問を解いたりするよりも、
「受かりたい」理由を探してほしいんです。

自己分析が830の伝える合格への一番の近道です。

自己分析って、
大学に入ってから就職活動をする時になって、
みんななんとなくやるんですけど、
もっと早くにやってもいいんじゃないかなと思います。

中学生・高校生で、
自己分析やったことありますって人、
ほとんどいないと思います笑。

是非、
三日くらい学校さぼって、
じっくり自分がどういう人間なのか、
なんで勉強してるのか、
なんであの大学に行きたいのか、
深掘りしてみてください。

それが勉強の原動力になっていくはずです。

 

別の記事で紹介してる、
「メモの魔力」
という昨年のベストセラーは、
自己分析について書かれているので、
良ければ読んでみてください。

 

www.830resale.work

 

 

 

 

確固たる軸を作る

「受かりたい」理由を探してほしいと、
紹介させて頂きましたが、
本当に大切で、
絶対にぶれない軸を作らないといけません。

 

830は「誰かのために」といった軸を作ることをおススメしています。

自分のために頑張ってると、
「挫折したところで誰にも迷惑かけないからいいか」
って思ってしまうと思うんですよね。

「誰かのために」頑張っていると、
挫折したら誰かが悲しむかもしれないって、
思い留まれるかもしれないじゃないですか。

 

けど、それでも、
深掘りが甘いと簡単に軸がぶれてしまう。

例えば、
「医者になりたい」から、
「どこどこの医学部に行って医者になるんだ」
って目標を立てても、
意識が高い時はその程度でいいんですけど、
ちょっと調子が悪くなってくると、
「医者になってどうしたいの」
「なんで医者になりたいの」
とか、ブラックな部分が出てくるんですよね。

「医者になって人を救いたい」
って誰かのために頑張ったとしても、
「医者になって施術できる人数なんて限られてるし、
本当にたくさんの人を救いたいんだったら、
けがや病気をする前段階に携わる方がいいんじゃない」
とか言われたら簡単にぶれてきます。

「交通事故を無くすための工学的な分野だったり、
病気にならないような予防薬に関する薬学的な分野だったり、
そっちの方が絶対一人の医者であるよりも、
たくさんの人救えるよ」
とか言われたりして。

 

けど、
物事の解釈なんて人それぞれなんで、
自分が迷いなく信じられる軸があればそれでいいんです。

すべての物事に、
メリット・デメリットがあります。

ネガティブな人は、
デメリットの部分だけをピックアップして、
あたかもそれが全てであるかのように洗脳してきます。

そういった意見に流されないように、
デメリットの部分にも目を向けた上で、
メリットに着目した軸を立てていきましょう。

デメリットに対しては、
意図的盲目になって、
自分の軸に従って努力してください。

ネガティブな意見を言う人は、
本当にたくさんいます。

しっかりと意識して、
強い意志を持っていないと、
簡単にネガティブな力に流されてしまいます。

ネガティブな意見は受け流して、
自分の軸と向き合ってください。

 

830はそういったネガティブな力を、
少しでもポジティブに変えていきたくて、
情報発信しています。

是非読んで頂けた方には、
この活動にご協力いただいて、
世界中にポジティブな影響を、
発信して頂ければと思っています。

ご協力お願い致します。

 

こちらのyoutubeをおススメしているので、
有名な動画ですが、
ぜひ今一度ご覧いただけたらいいなと思っています。

 


Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo

 

まとめ

今回は、
大受験に即して書かして頂きました。

「思いが強い人が受かる」という事を念頭に置いて、
「ぶれない軸」を見つけてください。

何度も言っておきますが、
ぶれない軸を作る事、
これが合格への一番の近道だと思います。

 

最後に、
830の軸を参考までに紹介したい思います。

受験生の時は、
「有名な大学に入って、
親に自慢させてあげたい」
っていうのが830の軸でした。

小学校の時から、
中学校でも学校では怒られっぱなしで、
謝らせてばかりでしたし、
何かとびぬけた能力がある訳でもなく、
それがコンプレックスだったんです。

それでも毎日送り迎えしてくれて、
弁当とかも作ってもらって、
学費も払ってもらって、
恩返しできるとしたら、
できるだけ有名な大学に入って、
自慢させてあげる事くらいしかできなかったんです。

だから、
目指すなら東大だったんですよね。

その軸に従ったら、
京大は全く視野にはなかったですよね。

っていったら偽善過ぎますけど、
これくらい澄み切った軸があるとぶれないですよ笑。

苦しい時、しんどい時に、
欲望交じりの軸だと折れてしまうんですよね。

高尚な軸を立てておく方が、
いざという時に支えになってくれると思います。

 

 

P.S.

今の830の軸は、
「エネルギー環境に携わって、
サステナブルなエネルギーインフラを提供して、
世界中の人の生活を支える」
です。

 

今年の書初め記事で紹介しているんで良かったら読んでみてください。

 

最後までありがとうございました。

 

www.830resale.work

 

FP2級

今週末に、
FP2級の試験があるので、
勉強を始めました。

修士論文の提出時期と被ってしまって、
かなりハードですが、
月末まで頑張っていこうと思います。

 

FPの勉強内容を紹介して、
是非皆さんにもおススメしたいと思います。

 

 

 

 

概要(FP2級の試験範囲)

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FP2級の全体図

FP2級の試験範囲を図示してみました。

幅広い金融知識を身に付けられるので、
おススメしています。

 

FPというのは国家資格でもありませんし、
非常に曖昧な資格なので、
資格自体にはそれほど価値はないかもしれませんが、
資格の勉強をする中で得られるお金の知識は、
非常に価値のあるものだと考えています。

 

ライフプランニングでは、
ライフプランニング手法や社会保険・年金を勉強します。
人生設計をしていく中で、
ライフプランニングの手法は非常に役立つので、
自分でExcelをいじってみるなど、
しっかり落とし込むことをおススメします。

830もExcelで、
- ライフイベント表
- キャッシュフロー
- バランスシート
を一度作ってみました。

グラフ化したりすると面白いですし、
Excelがあまりわからない人は、
Excelの勉強にもなるので是非やってみてください。

 

リスクマネジメントでは、
保険の勉強をします。

一から専門家に聞くのではなくて、
しっかり自分で内容を理解した上で検討できるように、
FPを通して、
各商品の概要を、
捉えておけるといいのではないでしょうか。

何も知らずに保険会社に行くと簡単に騙されます。

保険会社の人は保険を買わせるのが仕事であって、
ノルマも課せられていることを忘れてはいけません。

どんな手を使って保険を買わせてくるかわかりません。

専門家だからとむやみに信じるのではなくて、
しっかり自分で勉強して、
善悪の判別ができるようになってから相談するのがベストでしょう。

 

金融資産運用では、
貯金・株・投資信託など、
様々な金融商品を学びます。

社会人になって余裕が出てきて、
なんとなく株を買って損をする、
という人はたくさんいると思いますが、
同じ道をたどらないように、
勉強しておくことをおススメします。

リスクとリターンをしっかり考えて利用することで、
資産を安全に守っていくこともできます。

逆に何も知らずにすべて現金で貯金するというのも、
非常に危険な行為なので、
しっかり勉強しておきましょう。

 

タックスプランニングでは、
税金の勉強をします。

多くの人は、
どのような仕組みで所得税が計算されているのか、
それ以前に何の税金を払っているのか、
さえ知らないのではないでしょうか。

勉強して分かる事ですが、
世の中は無知」が搾取される仕組みになっています。

お得な控除も、
知らない人は享受することはできません。

搾取されるのは、
勉強しない人の責任です。

無駄な出費をしないように、
ルールの中でベストな生き方をしていけるように、
まずはルールを学んでみてはいかがでしょうか。

 

不動産では、
不動産売買や税金について勉強しますが、
ここは不動産ビジネスをしない方なら、
それほど重要ではないかなと思います。

 

相続・事業承継では、
相続がメインになっています。

相続問題はよく取り上げられるところですが、
法律はどうなっているのか、
基本的な仕組みをしっかり学んでおくといいでしょう。

相続税などを支払う時も、
しっかり申請しないと控除が受けられないので、
どのような控除が存在するのかを、
しっかり勉強しておくといいのではないでしょうか。

 

FPでは、
いずれの分野も深掘りする事はありませんが、
広く浅く知識を得る事ができます。

830のように、
お金の知識に乏しい方の、
初めの一歩としては最適なのではないかなと思っています。

FPをきっかけに、
身になるところは自分でさらに深掘りしていきたいと思います。

 

 

考察

ファイナンシャルリテラシー

「お金の話をするのは下品だ」
という人が多いですが、
お金がないと生活もできないですし、
何より心に、人生に余裕が生まれません

お金がない内にたくさんお金の話をして、
お金に困らなくなれば、
お金という制約が頭からなくなる。

それが一番いい状態なのではないでしょうか。

いつまでもお金に縛られながら、
人生の中で選択を重ねていくのは、
幸せだとは思えませんし、
お金の制約を抱えながら、
お金を意識して生き続ける方が、
ずっと下品だと830は思います。

 

何かを食べる時、
何かを買う時、
どこかに旅行に行く時、
お金という制約を抱えながら選択するのではなくて、
自分がしたいことが選べるようになりたいなと思います。

その中で、
自分が最低限生活をするのにはどれくらいのお金がかかるのか、
自分が今の充実した生活を送るためにはいくらかかるのか、
自分が理想の生活を送るためにはいくらかかるのか、
しっかりと把握していくためにも、
ファイナンシャルリテラシーというのは、
必要不可欠です。

830も含め、
ぜひ全員で身に付けていきたいスキルだと考えています。

830が初めてファイナンシャルリテラシーというものを学んだのは、
「大富豪の投資術」という本です。

若干、著者の広告も含まれていて賛否両論ある本ですが、
全体を通して非常に勉強になる一冊ですので、
是非ご一読頂けると幸いです。

 

 

 

家計簿のすすめ

ファイナンシャルリテラシーの中で大切なのは、
現状をしっかり把握するです。

そして、
現状における無駄をしっかりと取り除いていくこと、
これがファーストステップになります。

「今月食費はいくら使いましたか」
「今月呑み会にいくら使いましたか」
「今月交通費にいくら使いましたか」
といった質問に答える事はできますか。

もしくは答えるためのツールを持ち合わせていますか。

 

今の現状を把握するために、
是非家計簿をつける事をおススメしています。

「家計簿をつけるなんてめんどくさい」
っていう人が本当にたくさんいますが、
クレジットカードやQR決済に紐づければ、
勝手に入力してくれます。

「現金払いが多いから結局手入力になるでしょ」
という人は現金を捨てて、
キャッシュレスにしてください。

新しいシステムを使わないのは非常にもったいないです。

時給1000円、2000円の仕事をするくらいなら、
キャッシュレスにするために、
2時間、3時間かけて資料を整理する方が、
ずっと価値は高いです。

 

家計簿をつければ自分の無駄が面白いように見えてきます。

昔のようにノートに書くのではなく、
全てデータ化されて、
自動でグラフ化してくれるので、
一目で理解できて面白いと思います。

初めの一歩は本当に思い切りがいると思いますが、
それ以上の価値は必ずあります。

是非アプリを入れて挑戦してみて下さい。

 

家計簿アプリ「MoneyForward」:https://moneyforward.com/
家計簿アプリ「Zaim」:https://zaim.co.jp/

 

 

まとめ

今回は、
830が勉強しているFP2級の紹介から、
ファイナンシャルリテラシーや家計簿について、
ブログを書いていきました。

お金の話ばかりになってしまいましたが、
どれも大切なエッセンスをお話しできたかなと思います。

 

税金の勉強などをしていて思ったことは、
「もっと早く学んでおきたかった」
という事です。

税金の話って学校とかではやらないですけど、
非常に大切な分野で、
誰が教えるべきかっていうと、
「親」だと思うんですよね。

 

大学生になってバカみたいに仕送りして、
「子供のためを思って」
みたいなことをいう親はたくさんいますが、
本当に間違っていると思います。

仕送りなんて親のエゴでしかないし、
お金を誰かにあげる事で幸せになる人なんていません。あげる側も、もらう側も。

なんのために仕送りをするのかを考えてほしい。

子供がお金に困らずに生活してほしいのであれば、
お金をあげるのではなくて、
どうすればお金を生み出せるのか、
どうやってお金を管理していくのか、
を教えてあげないといけないのではないでしょうか。

仕送りしたって、
怠惰な大学生活の中で食いつぶして、
もっと仕送りしてくれって言われたら何の意味もない。

何も考えてない学生みたいな存在は、
お金が無いなら無いなりに生きていくし、
お金が有るなら有るなりに生きていくだけ。

親がしないといけないのは、
お金について考えるきっかけを与える事だと思います。

しかし、
今の日本にいる親のほとんどが、
「お金の話をするのは下品だ」と言って、
お金について考えたことがない事が問題の根源だと思います。

情報化社会が広がっていく中で、
830世代の若者は、
親に頼るわけでもなく、
自分たちでファイナンシャルリテラシーの大切さを学び、
親世代になった時に、
しっかり子供に伝えていく事で、
日本の今の現状を変えていかなければいけないのではないか、
と思っています。

 

 

 

 

 

830の経歴_6(防衛医科大学受験)

今回は、
830の受験期について紹介したいと思います。

 

830は、
防衛医科大学東京大学の2校を受験させて頂きました。

今回は防衛医科大学の経験の中で得たものを、
お話ししていこうと思います。

 

 

 

 

概要

防衛医科大学は、
受験期が非常に早く、
夏ごろに一次試験、年末に二次試験があり、
センター試験後に合格発表されます。

 

かなり早い段階で、
受験を経験できますし、
無料で受験する事ができるのでおススメです。

830はこの大学について全く知りませんでしたが、
父が「無料だから受けてみれば」という事で、
受験する事になりました。

 

せっかく受けるんだから勉強しようという事で、
しっかり過去問10年分を、
時間を測って解いて勉強しました。

夏はずっとこの勉強をしていました。

スピードと正確性重視の特殊な問題形式なので、
どこの大学を受けるにせよ、
新鮮でいい勉強になると思います。

正直めちゃくちゃ難しいです。

時間も足りませんし、
本番もたぶん6割も正解できていなかったと思いますが、
なんとか合格することができました。

 

初めての受験という事で、
非常に緊張した記憶があります。

過去問とかの段階で、
全然点数取れてなかったので、
受からないだろうなと思いながらの受験でしたが、
それでもやっぱり緊張しました。

電車で試験会場に向かう時は、
「この車両で今日一番人生かかっているのは自分だろうな」
とか思ったりしてましたね笑。

すげーつけ上がってるなーって今では思いますけど笑。

 

会場は多くの受験生が集まりますが、
記念受験みたいな人がほとんどでした。

試験前も、休憩時間も、
おんなじ高校の友達と集まって話している人が多く、
いつもの模試と大して変わらないなと思い、
緊張感が抜けていったのを覚えています。

あれだけ緊張して会場に来たのに、
「こんな雰囲気で受験って終わっちゃうんだー。
なんであんなに緊張してたんやろー」
って思いながら帰った記憶があります。

この経験もあって、
東大の本番の試験では、
緊張しすぎる事もなく試験に臨むことができたので、
本当にいい経験だったと思います。

なので、
第一志望を受ける前に、

練習で受験を体験しておくことは非常に大切だと思います。 

 

 

考察

受験は相対評価

防衛医科大学の合格通知をもらった時に、
受験は相対評価なんだなと感じました。

 

自分の中では、
本当に出来が悪くて、
絶対受かってるわけがないという気持ちでいただけに、
合格が出た時は驚きました。

6割も取れてないのに合格できちゃうんだと。

 

問題を解いていると、
「この問題もわからない、この問題もわからない」
と焦ってしまう事ことがあると思うんですけど、
この受験の時は830も同じように感じていました。

「半分ちょっとしかできてない。
けど時間もないし、もう駄目だ」
みたいな感じで。

けど、今考えると、
「問題が難しくて、みんな解けなかったんだな」
と単純に思います。

 

受験って合格点数が明確にあるわけではなくて、
受験生の中でどれだけ点数が取れたかが問題なわけで、
自分の点数の絶対評価は全然問題じゃないことに気づくことができました。

当然な事なんですけど、
このことに気づいてから、
問題を解いている時の心持ちは大きく変わっていきました。

問題が解けないから焦っていた今までに対して、
「俺が解けないってことは難しい問題なんだな。
みんなも解けてないだろうから、
とりあえず飛ばして次の問題やろ」
みたいな感じで切り替えていけるようになった気がします。

 

問題が解けない時って、
・自分がバカだから問題が解けない
・問題が難しいから問題が解けない
の2パターンがあって、
問題を解いている間に、
どっちで考えるかって自分次第なんですよね。

だって、
問題を解いている時に、
問題の難易度が明確に分かる訳じゃないですもんね。

じゃあどっちの考え方をした方がいいかって言ったら、
当然後者だと830は思います。

問題の難易度に対して何の情報もないのに、
単に自分が問題を解けなかったというだけで、
自分は馬鹿だって判断するのって、
めちゃくちゃネガティブな感じがしませんか。

自分がバカだったのか、
問題が難しかったのかは、
合否が出るまで分からないんですから、
合否が出るまでは、
問題が難しかったんだなって、
考える方がポジティブな感じがしませんか。

「あんまり分からないし、
点数は低そうだけど、
バーっと見渡した受験生の中で、
自分が相対的に一番頭良さそうだから、
問題が難しいだけで、
合格はしてるだろうな」
ってポジティブに考えてあげられれば、
試験中に自分を追い込まずに済むんじゃないですかね。

 

そうやって考えていくために、
日々しっかり勉強していくことが大切なことは間違いないですけど。

このポジティブ思考の源になるのは、
日々の努力に裏打ちされた、
圧倒的自信なので。

 

830の緊張の乗り越え方

初めての受験でめちゃくちゃ緊張したとお話ししましたが、
830なりの緊張の乗り越え方を紹介したいと思います。

 

どこかで見たのか分かりませんが、
気が付いた時からしていた方法なんですけど、
緊張してる時は、
胸に手を当てて、早い拍動を感じて、
「緊張してるなー」
って客観的な視点で自分を見ます。

「こんなに緊張するのいつ以来だろうなー」とか、
冷静に自分を分析するようにしています。

そして、
「こんなに緊張できる環境って幸せだなー」とか、
「今度こんな緊張できる環境いつ来るかわからないから、
しっかり楽しんどこー」とか、
考えていると楽しくなっていきます。

 

緊張って、
体の症状で言ったら、
脈拍が上がるくらいしかないですよね。

それって駄目な事なんですかね。

脈拍が上がってる状態で試験受けたら、
成績が下がるって化学的に証明されてるんですかね。

830は専門家じゃないんでよくわかりませんが、
脈拍と成績って、
別に直結してないんじゃないかなと思うんです。

 

何が言いたいかというと、
別に緊張してたっていいんじゃないですかってことです。

「緊張し易くて困っています。
いい緊張のほぐし方を教えてください」
みたいな質問って聞くことがあると思うんですけど、
緊張をほぐす必要あるんですかね

「緊張=悪」みたいな強迫観念を捨ててしまえば、
緊張してしまっている状態を、
治したいとすら思わなくなりませんかね。

「緊張をほぐさなきゃ」とネガティブに考えると、
どんどん緊張が気になってしまうと思うんですけど、
「へー、今の俺緊張してるんだなー」と中立的に考えられると、
緊張してるかどうかなんて問題ではないことに気づけないですかね。

緊張してるかどうかは問題ではなくて、
問題が解けるかどうかが問題なわけです。

「今日は脈拍が高い状態で問題を解いていくんだな。
頑張ろう。」
みたいな気持ちで試験に臨めばいいんじゃないですかね。

そうしたら、
緊張という問題は乗り越えられませんかね。

 

 

まとめ

今回は、
830の防衛医科大学受験について紹介させて頂きました。

ポイントは以下の2つです。
- 問題を解けない時は、自分のせいにするんじゃなくて、問題のせいにすることでポジティブに考えていく
- 緊張をほぐそうと頑張る必要はなく、自分は緊張してるんだなと自覚するだけでいい

 

どちらも物事の捉え方についてのポイントで、
結局は何事もポジティブに捉えていこうという点に尽きるのですが、
受験の中でも、
このポジティブ思考を活かしていけるといいと思います。

 

 

 

830の数学_0_全体像

 830の勉強法の連載の初めとして、
とりあえず数学から始めていこうかと思います。

 

まずは数学の全体像をしっかりと把握して、
どこが得意で、どこが苦手で、
どこができて、どこができないのか、
明確に把握していきましょう。

 

 

 

 

チャート式数学全体像

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チャート式数学全体像

チャートの目次を参考に高校数学の全体像を、
図に表してみました。

物事の理解は、
文字で行うだけではなく、
図に直して視覚的に行うことで、
ずっと改善していくことができます。

 

こうやって見てみると、
数Ⅱの分野がかなり重い事が分かります。

これが数Ⅱ・Bが苦手という人が多い理由なのではないでしょうか。

この図を利用することで、
「数Ⅱが苦手」というアバウトな表現を卒業して、
「指数関数と対数関数が苦手なんだよな」と、
より具体的な表現ができるようになっていきましょう。

「指数関数と対数関数」が苦手と具体的に把握できたのであれば、
「指数関数と対数関数」を勉強すればいいだけです。

具体化を進める事で、
自分がやるべきことを明確に把握していくことができます。

さらに、
「指数関数と対数関数」の中で、
何が苦手なのかというように、
どんどんレイヤーを落とし込んでいくことで、
さらに明確に自分の課題を見つけていくことができるでしょう。

 

また、
理解できている分野を、
思い切って切り落としていくことが大切なので、
この事もしっかり頭の隅に置いておきましょう。

 

 

考察

チャート式の図を参考に、
数学の全体像を理解し、
勉強を進めていく中で、
自分なりに図を変えていくといいでしょう。

上の図では、
分野ごとに色分けしていますが、
例えば、
習熟度別で色分けをしたり、
難易度別で色分けしたり、
志望校の出題頻度で色分けしたり。
関連があるところは紐づけしていったりと、
自分の理解が進むように、
適切な図を作っていけるといいでしょう。

f:id:basao830:20200115093827j:plain

チャート式数学全体像_モノクロ

上の図をダウンロードして、
色分けしてみてもいいかもしれません。
白地図みたいな感じですね。

 

830なりに簡単に書き換えてみた図が下図です。

全ての項目に通し番号をつけることで、
より全体の理解がしやすいと思います。

各分野にいくつの項目があるのかを、
把握しておくことで、
全体像を頭にインプットしやすくなるのでおススメです。

また、数Bについて、
チャート式では、
平面ベクトルと空間ベクトルが分かれていましたが、
本質は共通しているので、
ベクトルとしてまとめたり、
小さなマイナーチェンジをしています。

 

f:id:basao830:20200115094408j:plain

830式数学全体像

 

www.830resale.work

 こちらの記事にも書いたように、
まずは型にはまって、
自分に合うように型を破っていく。

違う表現では、
ポジションを取ると言ったりもしますが、
とても重要な考え方です。

教科書は、
万人が理解しやすいような型になっています。

当然、
各個人にとっては、
それがベストの形ではないので、
それぞれ試行錯誤しながら、
自分に合う形に変えていくことが必要になります。

このポイントに注意しながら、
自分が理解しやすいように、
全体像を改善しながら、
全体理解を進めて、
自分に足りない部分はどこなのかを、
明確にしていきましょう。

 

 

 

まとめ

今回は、
数学の全体把握についてお話しさせて頂きました。

地道な勉強を淡々とこなすよりも、
しっかり全体を把握して、
自分に足りない部分を明確にしてから、
演習を進めていくことで、
より効率的に学習を行う事ができるでしょう。

 

受験までの残り時間に限らず、
まず勉強の初めにしなければいけないのは、
この作業です。

数学に限らず、
すべての科目で実践してみてください。

 

次回以降は、
各分野をさらに細分化し、
どのように勉強を進めていくのかを、
紹介していきたいと思います。

是非、購読お願いします。

 

 

 

P.S.

全体像の図を作るのには、
draw.ioというGoogleの無料ソフトを利用しました。

非常に便利なので、
是非使ってみてください。

中学生・高校生は、
パソコンを持っていない人も多いかと思いますが、
是非購入することをおススメします。

勉強にも役立ちますし、
これからの社会で必要なのは、
鉛筆の読み書きよりもタイピングです。

余裕があればパソコンの勉強も、
早めから始めるといいのではないでしょうか。

 

「勉強が忙しくて、
こんなグラフ作っている暇はない」
という人は、
問い合わせフォームから、
こんな図が欲しいとコメントして頂けると、
830が代わりに製作したいと思います

みんながどのようなグラフを必要としているのか、
どのように数学全体を理解するのか、
興味があるので是非コメントください。

「メモの魔力」のすすめ

年末に友達からおすすめされた、
「メモの魔力」
を紹介します。

 

2019年のベストセラーとなった一冊ですが、
なんとなく手に取ることなく一年を、
終えようとしていた時に、
友達から紹介してもらったので、
即購入して一読させて頂きました。

 

ではいきましょう。

 

 

 

 

概要

著者である前田裕二さんは、
SHOWROOMというサイトを運営する実業家です。

もともと路上ライブなどをしていた経験を基に、
ネット上で路上ライブをすることで、
より多くの人が、
若い音楽家たちを応援できるようなシステム、
双方向的にコミュニケーションを取っていけるシステム、
ネット上で投げ銭ができるようなシステム、
を開発しています。

 

一冊通して、
メモによるメリットを説明していくれています。

 

第一章では、
メモによって「気づき」を増やすことができるというものです。

意識しなければ受け流してしまう情報に対して、
メモを取る事で目を向ける事ができるようになる。

これはビジネスを始めると、
見る目線が変わる事に近いと思います。

たとえば、
人気のお店に行った時に、
単に料理を楽しんで満足するのではなく、
どうして人気が出ているのか、
どうすればこんな味が出せるのか、など、
日々の生活の中で、
能動的に情報収集できるようになっていきます。

すると、
日々をのうのうと生きている人と比べて、
圧倒的にインプットを増やしていくことができるのです。

しかし、
ビジネスを始めるというのは少しハードルが高く、
難しいように感じる人も多いと思いますが、
その代わりにメモを始める事で、
同じように日常のあらゆることに目を向けられるようになっていくのです。

 

第二章では、
メモで思考を深める事ができると述べられています。

メモによって、
日々の些末なことに目を向けられるようになります。

その事実それぞれに対して、
why、what、howといった疑問をぶつける事を、
習慣化する事によって、
思考する癖を身に付けていくことができます。

その中で著者は、
「抽象化」という言葉を大切にしています。

このような思考をする中で、
物事の本質を見い出すこと、
それが「抽象化」です。

メモする習慣によって小さなことに目を向ける、
そして抽象化によって物事の本質を見い出し、
それを他に転用できないかを考える、
これがメモを利用した思考のステップです。

 

第三章では、
メモによって自分を知ることができると述べられています。

第二章では、
日々の事実に対して「抽象化」を行う事で、
思考を深めていくことができると述べられていますが、
自分に対して、「抽象化」を行う事で、
自分の理解を進めていくことができるというのが、
この章の内容です。

就職活動の自己分析などのように、
自分の過去に目を向けて、
それぞれの事実に対して、
「抽象化」を利用して深掘りをしていくことで、
深い自己分析を行っていくことができるのです。

 

第四章では、
これらのメモのメリットを生かすことで、
夢をかなえる事ができると述べられています。

自分というものを知ることで、
自分にとっての夢は何なのかを明確に理解することできます。

実は夢をかなえる中で一番難しいのは、
自分の夢は何なのかを知ることなんです。

すぐ諦めてしまうような夢は夢ではないんです。

何が何でも成し遂げてやると思えるようなもの、
絶対にあきらめたくないと思えるもの、
絶対に譲れないもの、
それが夢なんです

そこまでこだわれるものがあなたにはありますか。

それを知るために、
是非自己分析してみてください。

そうすれば、メモを通して、
自分を客観的な立場から見れるようになったあなた、
小さな物事に目を向け、
論理的に思考を深めていけるようになったあなた、
なら確実にその夢をかなえる事ができる。

 

第五章では、
メモを今一度おススメしてくれています。

メモに価値を感じた方は是非実行してみてはいかがでしょうか。

 

考察

事実→抽象化→転用

著者がおすすめするメモの取り方は、
- 事実の把握
- 抽象化による本質の抽出
- 転用
という3ステップを意識するというものがあります。

この3ステップを意識しやすいような、
メモ専用ノートも製作されているようなので、
是非興味がある方は購入してみてください。

 

この3ステップの中でも重要なのが、
「転用」です。

「転用」というのは、
「抽象化」によって見い出した物事の本質を、
いかに自分の生活に落とし込んでいくのか、
を考えるステップになります。

ある物事に対して、
「どうしてだろう(why)」
「どうやっているのだろう(how)」
と考える事があるかもしれませんが、
それをどのように自分の人生に「転用」していくかまで、
考えていける人は少ないのではないでしょうか。

そこまで考えるために重要なのは、
自分の人生を良くしようと日々意識しているかという事です。

日々を漫然と生きている人は、
どうしてもここまで考えていくことがはできません。

先ほども例に出しましたが、
ビジネスを始めた人は、
どうすればビジネスを良くしていけるかを考えるようになるため、
物事の本質に出会った時に、
ビジネスにどのように応用できるかまで考える癖がつくのです。

830たちのように雇われる側の人間が、
「転用」にまで思考を広げていくためには、
日々の日常の中で課題を見つけ、
どうしていけばいいのだろうかと、
改善を模索していることが大切なのです。

雇われる側であったとしても、
何も考えずに言われたことをやっていればいいわけではありません。

どうすれば業務内容を軽くしていくことができるのか、
どうすれば業績を上げていくことができるのか、
身の回りに溢れた課題をしっかりと意識して、
自分には何ができるのかを、
日々の生活の中で考えていることが重要で、
それが回りまわって、
自分の夢の実現に繋がっていくのではないでしょうか。

 

人生の軸

「メモの魔力」の最後には、
自己分析のための1000の質問が掲載されています。

著者は自己分析が非常に大切であると述べていますが、
そのための一助となればと、
著者が就職活動の時に自分に問いかけた質問を、
掲載してくれています。

830はまだ手を付けていませんが、
非常にためになる課題だなと感じています。

しっかり時間を取って、
取り組んでみたいなと思っています。

 

それらの質問に取り組んだ読者が、
見つけ出した人生の軸を、
Twitterで集め、
巻末に掲載してくれています。

読者の方々の、
夢や目標、生きがいなどが並び、
非常に熱量のこもったページとなっています。

この読者の熱に触れるだけでも、
この一冊を手にする価値があるかなと思っています。

辛くなった時・頑張りたい時は、
ぜひこのページに目を通して、
モチベーションを高めていきたいと思います。

ぜひ読んでみて頂きたいと思います。

 

また、
1000の質問を通して、
830達も自分の人生の軸を見い出して、
熱量をもって生きていくことで、
周りの人たちに、
ポジティブな影響を与えていきましょう

 

まとめ

今回は、
前田裕二著「メモの魔力」を紹介させて頂きました。

思考のステップは、
事実→抽象化→転用となっているとお話ししましたが、
このブログでもそれを採用していこうと思います。

このブログでは基本的に、
概要→考察→まとめという構成になっているので、
概要で事実理解、
考察で本質の抽出、
まとめで自分の人生への落とし込み、
を意識して書き進めていこうかと思います。

読者の皆様も、
ぜひこの全体構造を理解した上で、
読んで頂ければ、
読み易いかなと思います。

 

「メモの魔力」並びに本ブログの他ページも、
是非読んで頂ければと思います。

読み進めて頂きましてありがとうございました。

 

 

 

830の勉強法

何度かブログの中でもお話してきましたが、
830の勉強法について、
ブログを書いていきたいと思います。

 

万人に最適な勉強法というわけではないと思いますが、
皆様の参考になるように、
少しでもいい情報を発信できるように心掛けていきます。

 

 

 

 

概要

830は進学校に通ってはおりましたが、
塾などには通うことなく、
現役で東大に受かる事ができました。

塾には通っていなかったものの、
高校の時は、
8:30~18:00で授業があり、
放課後も22:00くらいまで過去問という、
かなりハードな勉強をしていたのも事実です。

努力の甲斐あって合格を手にすることができましたが、
この経験から得られた知識を、
これからの受験生に向けて発信することで、
少しずつでも力になればと思い、
ブログにすることにしました。

受験生の方々に読んで頂き、
是非とも勉強に活かしていってほしいと思っています。

 

830自身も学生時代は、
なんとなくしか把握せず勉強していた曖昧な部分も、
大学生・大学院生と成長する中で、
言語化して明確に意識できるようになっていきました。

中学時代や高校時代に、
もっと強く意識して勉強していれば、
もっと効率よく勉強できたであろう考え方を、
受験生の皆様に発信し、
多くの受験生に効率よく勉強できるように、
力添えできればと思っております。

 

また、
受験を通して得られる経験は、
本当にかけがえのないものだと思います。

ただただ偏差値の高い大学を目指すのではなく、
受験を通して多くの受験生が、
人として成長していけるように、
応援したいと思っております。

これから830の受験科目について、
連載していきたいと思いますが、
その前に、
830の勉強法の中で、
大切にしてほしい考え方を紹介したいと思います。

 

 

勉強法のポイント

俯瞰視

一番意識してほしい事として、
「俯瞰視」を挙げておきます。

 

勉強していく中で、
今自分がどこの勉強をしているのか、
をしっかり把握してほしいという事です。

例えば問題集を解いていく中で、
なんとなく1ページ目から順番に解いていくのではなく、
どこが勉強したくて、
どこの分野を演習していくのかを、
しっかり把握した上で解く問題を決めてほしい。

また、
ある問題に出会った時に、
これはここの分野のこういう公式を使えるかどうかを、
試されている問題だな、
という事をしっかり意識しながら解答してほしいです。

勉強科目を全体的に俯瞰視し、
その中で自分が今どこにいるかをしっかり把握してください。

そうする事で、
どこは理解できていて、
どこが理解できていないのかを、
明確に判断していくことができます。

目先の問題にとらわれるのではなく、
長期的な視点、俯瞰的な視点を持つという訓練だと思って、
勉強に取り組んでほしいなと思います。

 

例えば数学という科目の理解について、
なんとなく、
数1A,2B,3Cがある事はみんな理解していると思いますが、
その中がどのように細分化され、
それぞれのカテゴリーにおいて、
どのような公式を覚えなくてはいけなくて、
基本的にどのようにそれらを利用していくのか、
しっかり全体像を把握している人は少ないのではないでしょうか。

しかし、
このような全体像・科目構造をしっかり理解していることは、
勉強のスケジュール作りや苦手分野の理解に、
非常に役立ちます。

 

「俯瞰視」
というキーワードを意識して、
問題集や参考書の目次を見直して、
全体像を改めて把握しなおしてみましょう。

 

 

客観視

次に大切になってくるのが、
「客観視」の能力です。

 

全体を俯瞰視して、
演習を進めていく中で、
自分の得意分野と苦手分野を、
客観的に判断し、
勉強時間の振り分けを考えていかないといけません。

大切なのは、
得意分野への勉強時間を切り捨てる勇気です。

これを可能にするのは、
「客観視」の能力そのものです。

 

受験生が優先するべき勉強は、
80点を100点にする勉強ではなく、
30点を80点にする勉強です。

80点とれるようになった分野の勉強は、
どんどん後回しにしていかないと時間は足りません。

しかし、
採点のバイトなどをしてみていると、
多くの受験生は前者の演習を行いがちです。

80点とれるほどある分野について理解していると、
逆に20点取れない原因も明確になっていて、
それをどうにかして埋めないといけないと、
演習を重ねてしまいます。

30点しか取れない分野については、
足りないことが多すぎて、
何が足りないのかを明確に理解する事ができず、
この分野は苦手だからと敬遠してしまいます。

だからこそ、
80点というボーダーを決めて、
それを超えた分野については積極的に、
勉強を控える事が大切です。

まだ不完全燃焼の分野を切り捨てるのは、
非常に勇気が必要です。

そのために、
ボーダーを決めるなどして、
明確に自分を客観視する事を意識してほしいと思います。

 

 

効率

最後に大切にしてほしいのは「効率」です。

上記の2つを意識することで、
できる限り効率的に勉強してください。

受験までの時間は限られています。

言い訳はできません。

しっかりと長期的なビジョンを思い描いて、
どのようなスケジュールで勉強していくのかを見立て、
その中で効率よく勉強していきましょう。

勉強以外でも、
時間を意識しないでいい作業はありません。

何事においても、
しっかり終わりを意識して、
時間を無駄にしないようにしていきましょう

 

そして、
勉強以外の時間を大切にしてください

中学や高校といった、
かけがえのない時間を大切にしてください。

中学生や高校生にとっては、
「いい大学に入る」ことは有意義に感じるかもしれませんが、
正直830的に、
「いい大学に入る」ことに何の意味もありません。

就職活動においても、社会生活においても。

それよりも、
「いい仲間」を見つける事、
「やりたいこと」を見つける事、
の方がずっと有意義です

本当に信頼できる友達、
一生涯付き合っていける友達を、
1人でも多く見つけてください。

自分が心から楽しいと思えること、
一生涯かけて成し遂げたいこと、
を見つけてください。

それらは、
「偏差値」よりもずっと自分の人生を支えてくれると思います。

 

たくさん友達と遊んで、
たくさんやりたい事をやっても、
いい大学に合格する事はできます。

両立できます。

そのためにも、
効率よく勉強して、
自分の時間を作ってください

 

 

まとめ

830の勉強法のポイントについて紹介させてもらいました。

大切なのは、
- 俯瞰視
- 客観視
- 効率
これらを意識して勉強を進めて、
充実した生活を送ってもらいたいなと思います。

そのために、
830にできる事として、
各科目・各分野の830なりの俯瞰図を紹介していきたいと思います。

是非、共感してくれた方には、
連載を読み進めて頂きたいと思っています。

宜しくお願いします。

 

 

 

P.S.

最後に、
「成幸」という言葉を紹介させてもらいたいと思います。

人生において成し遂げるべきは、
「成功」ではなく、
「成幸」であると830は考えています。

ある人は、
成幸の条件は、
お金・時間・仲間
であると述べています。

勉強している時、
「いい大学に入る」ことが最終目的になってしまっていませんか。

人生の最終目標が、
「成幸」であるとすれば、
「いい大学に入る」ことが、
どうして必要なのかをしっかり考えてみてください。

なんのために勉強するのか、
勉強を通して、
いい大学に入って、
何を得たいのか。

そこまで落とし込んで勉強できる学生は、
きっと能動的に、
長期的目標を持って、
勉強進めていくことができ、
成長していくことができるでしょう。

やらされる勉強、
なんとなくする勉強ではなく、
目的意識をもって、
能動的に、
楽しんで勉強を進めていきましょう

「GACKTの勝ち方」のすすめ

最近はビジネス系Youtubeが流行っていて、
本の要約などもたくさん見る事ができます。

忙しい方などは、
是非ご覧になってみてください。

サラタメさんの動画など、
非常に聞きやすく勉強になるのでおススメです。

 

それとは別に、
自分で本を読むというのも、
非常に大切なので、
時間がある方には本を読むことをおススメします。

Youtubeでいい本を選んで、
実際に本を読んでみるのがいいと思います。

 

しっかり自分で読むことで、
本の趣旨を自分に落とし込んでいくことができます。

時間をかけて読むことで、
それだけ本と長く向き合う事ができます。

その中で、
Youtubeの要約だけでは出会えなかったような、
発見をすることができるのではないでしょうか。

 

今回はそうした中で読ませて頂いた、
GACKTの勝ち方」を紹介させて頂きます。

 

 

 

 

概要

GACKTってたまにテレビに出てるけど、
何してる人なの」
って感じる人が多いのではないでしょうか。

830もそんな感じから本を読みましたが、
なんとなく何をしている人なのかが分かってきました。

ミュージシャンであり、実業家、
投資家であり、GACKTであるそうです。

本人曰く、
GACKTっていう職業みたいです笑。

本読まないとイメージしづらいと思いますが、
非常に面白い考え方なので、
このブログで煮え切らない方はぜひご一読ください。

 

第一章では、
GACKTの人生を振り返りながら、
どのような人なのか、
どのような考え方をしているのかを紹介しています。

まさにこのブログの自己紹介と同じような立ち位置ですね。

GACKTの様々な言葉と共に紹介されていきますが、
一つ一つがパワフルで、
考えさせられるものばかりなので、
とても引き込まれました。

GACKTの人生を振り返ってみて、
GACKTの人生における覚悟・試行錯誤を知ることができ、
努力の末に今のGACKTがいるんだなと、
思い知らされました

 

ちなみに、
GACKTは一年生活するのに2億はかかるので、
それをまかなえるように年間それ以上稼ぐようにしているらしいです。

スケールが桁違いですね笑。

 

第二章では、
GACKTのビジネスにおける考え方が紹介されています。

ここでもたくさんの名言を残してくれています。

知・覚・動・考
やればできる
チャーミング
ポジショニング

GACKTが大切にしているたくさんの言葉に触れ、
考えを巡らせることができました。

多くビジネス書で語れるものもありますが、
やはりそういった共通点は非常に大切になる考え方なのだと思います。

たくさんの本を読んで、
共通する大切な部分は、
たくさん読み込んでいくことで、
830の中に落とし込んでいきたいと思います。

 

第三章では、
GACKTから830達に向けたアドバイスになっています。

これからどう生きるのか、
どうなりたいのか、
そのためにはどうすればいいのか
GACKTの経験から、
たくさんのインパクトのある言葉で、
後押ししてくれます。

これぞ自己啓発といった感じでした。

 

本当にパワフルでインパクトのある一冊でした。

何かを始めたいけど踏ん切りがつかないと、
迷っている方などに是非読んで頂きたい一冊です。

誰もが苦労し試行錯誤した末に成功をしているんだという事、
何でもやればできるんだという事、
どうして今やらないのかという事、
たくさんのことを教えてくれる、
非常に読みがいのある一冊です。

 

考察

自己ブランディング

この本は、
自己ブランディングの教科書だなと感じました。

GACKTは常に、
GACKTという理想の背中を追いながら、
日々精進しているそうです。

ステージでファンに見せるのは自分ではなく、
GACKTという存在。

自分とGACKTを分離し、
GACKTは自分が作り上げる商品のよう捉えているのだなと感じました。

だからこそ、
お客様に喜んでもらうために、
自社の商品を改善するために、
日々トレーニングをするのは当然だと述べています。

 

GACKTは自分をベストな状態にするために、
お米は10年食べておらず、
大好きなラーメンも年に一回と決めているそうです。

毎日の食事も一回で、
その食事もハードワークをこなした後だけと、
かなりストイックな生活を送っているそうです。

これもすべては、
お客様にGACKTという最高の商品を提供するため。

お客様を最優先に考えるというのは、
ビジネスパーソン全員にとって大切な考え方なのではないでしょうか。

 

GACKTの生き方から、
自分自身を商品として提供するのが、
自己ブランディングなんだと学ぶことができました。

生き様が商品であり、
人生をかけて商品を向上していく、
面白いビジネスであり、
覚悟のいるビジネスだなと思いました。

 

知・覚・動・考(とも・かく・うご・こう)

「ともかく行動せよ」という、
多くのビジネス書で叫ばれる内容です。

先日紹介した、
仕事は楽しいかね?
でも同じことが書かれていました。

 

ビジネスチャンスを知って、
勉強して知識を覚え、
即行動して、
どうすれば成功するのかを考える。

というのがビジネスの正しい順番だそうです。

行動する事によって、
考えざるを得ない状況を作る、
失敗できない状況を作る、
事が大切です。

そして行動から得られたデータを基に考える事で、
考える意味が生まれると言います。

 

多くの人は、
ビジネスチャンスを知って、
勉強して知識を覚え、
何もデータがない状態で、成功するかを考えて、
やっぱり無理だと行動しない。

何もデータがない状態で考えても、
仮想の空論に何の意味もないのに

失敗するかもと考える暇を与えないように、
すぐに行動に移すことが重要です。

失敗しそうになったら、
それまでの経験をもとにPDCAを回していけばいいだけです。

 

「まず行動」
しっかり830の胸に刻んでおきます。

 

 

 

成幸

この言葉は初めて目にしました。

なるほどなと思わされる言葉です。

 

「成功」
って何ですか。

人それぞれ違うでしょう。

しかし、
万人共通の目標、
それが、「成幸」です

 

お金が欲しい、
家族が欲しい、
名誉が欲しい、
自由が欲しい、
「成功」の形は人それぞれですが、
もう一つ上の次元の目標として、
「成幸」というものを意識できると、
考え方や日々の選択が変わっていくように感じます。

長期的なビジョンは非常に大切ですが、
人生における最終ゴールとして、
改めて「成幸」というものと見つめ合ってみてはいかがでしょうか。

 

ちなみにGACKTは、
お金
時間
仲間
を「成幸」のパラメータとしているそうです。

 

まとめ

全体を通して非常にパワフルな一冊でした。

正直、この本を読んでGACKTを尊敬しました。

ファンのために自分をそこまで追い込めるのか、
自分の人生を商品にするという覚悟、
圧倒されました。

と共に、
数多くの言葉から、
たくさんの力や後押しをもらう事ができました。

 

「やればできる」
ありきたりな言葉ですけど、
やっぱり本質的な言葉だなと思います。

「吾輩の辞書に不可能という文字はない」
というナポレオンの言葉も、
高校時代では、
「何言ってんねんこのおっさん」
としか思えなかったですが、
今では、
「本当にその通りだな。
言い訳を考える前にチャレンジしてみよう。」
と考えられるようになりました。

自分の成長を感じる今日この頃、
是非ポジティブに物事をとらえられる人が増えて、
ポジティブなエネルギーが蔓延していけばいいなと思います

 

 

 

 

P.S.

ブログをはじめて2か月ほどのなりますが、
この本を読んで、
ブログも自己ブランディングの一つなのかなと、
新しい視点を持つことができました。

自己ブランディングの幅を広げていくために、
Twitterも始めました。

宜しければフォロー・リツイート宜しくお願いします。

Twitterアカウント:@TokyoUniv_830

令和二年書初め

年末年始は実家に帰省して、
遊びまくってきました。

 

友達と遊ぶ時間が、
とんでもなく楽しい事、
1人の時間が、
とても大切な事、
を実感する事の出来るいい時間でした。

 

年初めという事で、
830の目標の再確認も兼ねて、
今年の書初めをしたいと思います。

 

 

 

「死とは何か」

目標設定や書初めの前に、
一週間ほどかけてじっくりと読んだ
「死とは何か」
という一冊を紹介したいと思います。

 

イェール大学で20年以上
「死」についての授業を行ってきた、
シェリー・ケーガンが書かれた一冊で、
様々な観点から「死」について考えていきます。

正直、
論点がバラバラで、議論が錯綜しており、
かなり読みにくく、
コスパが悪いのでおすすめはしません。

結構な大作ですが、
良いなと思ったところだけ紹介します。

人生は、
ダラダラ生きていくには長すぎるが、
すべてのことをやりきるには短すぎる。
だからこそ、
人生を通して何をやり遂げるのかをしっかり意識して、
自分が何をしたいのかを取捨選択していかないといけない。(第8講)

と書かれています。

 

という事で、
830も2020年の段階でのゴールを考えてみようと思います。

 

 

 

人生のゴール

何のために生まれてきたか

人間は何のために生まれてきたのか、
自分は何のために生まれてきたのか、
を考える事で、
人生において自分は何をしたいのか、
を明確にしたいと思います。

 

830なりのこれに対する答えは、

たまたま、
本当に偶発的に産み落とされただけで、
目的なんて何もない

というものです。

 

何の目的も、何の役割も、何の義務も、
人間には本来ないのだろうと思います。

人間に限らず、
生き物、有機物、無機物、
全てが偶然の賜物であって、
本来は何のしがらみもないのかなと思います。

サッカー日本代表の長友さんが出演されているCMで、
「やらなければいけないことなんてない」
と言われていましたが、
本当にその通りだと思っています。

 

死んではいけないということも、
生きていかなければいけないということもありません。

830達人間に与えられたのは、
何かをやらなければいけないという義務や目的ではなくて、
人生を楽しむ権利だけです。

その権利を最大限行使して、
幸せを噛みしめながら歳を重ねていくのか、
「不幸だ」と文句を言いながら死んでいくのか、
全ては自分次第です。

830は、
せっかく生まれて来られたのだから、
最高に人生を楽しんでから死んでいきたいなと思います。

 

という事で、

「何のために生まれてきたのか」

に対する830の答えは、

たまたま生まれてきただけだけど、
せっかくだから最高に楽しんでから死にたい

です。

 

幸せとは何か

「最高に人生を楽しむ」
という課題が分かりましたが、
では、
人生を楽しむために、
幸せとは何なのかを考えてみたいと思います。

 

幸せは当然ながら人それぞれで、
寝ている時が幸せ、
おいしいものを食べている時が幸せ、
運動をして汗をかいている時が幸せ、
人に感謝される時が幸せ、
できなかったことができるようになった時が幸せ、
友達と遊んでいる時が幸せ、
とか、
様々な幸せの形があって、
自分は何を求めているのかを、
客観的に評価し、取捨選択していくことが大切だと思います。

 

830にとっての幸せは、
信頼できる人と時間をすごすこと、
人の役に立って感謝されること、
の2つであると考えています。

 

人間関係ってQOLに大きく関わってきて、
本当に大切だなと感じます。

面白い仲間と、
信頼できる先輩と、
尊敬できる人と、
愛する人と、
時間を共にすることで、
本当に幸せを感じる事ができると思います。

働き始めても、
老後になっても、
そういった恵まれた人間関係の中で、
生活する事ができればいいなと思います。

そういった人間関係を築いていくためにも、
まずは自分が、
面白くて、信頼できて、尊敬できるような、
存在になっていかないといけないかなと思います。

類は友を呼ぶとも言いますし。

だからこそ、
常に誠実に、目的意識をもって、人のことを思いやりながら、
生きていきたいと思います。

 

またそれとは別に、
830が幸せを感じるのは、
「ありがとう」と言われた時かなと思います。

人に少しでも役に立って、
「ありがとう」と感謝されただけで、
QOLは爆上がりします。

「ありがとう」コレクターとして、
生きていくのもいいかなと思います。

しかしながら、
人間関係と同じですが、
こちらについても、
人に感謝される前に、
人に感謝できる存在になることから始めないといけないなと思います。

心の底から周りの人に感謝していれば、
自然と恩返ししたい、人の役に立ちたいとなっていくはずです。

830はたくさんの人の力によって生活できているにも関わらず、
まだまだそのことに気づけておらず、
感謝が足りないなと感じる場面は多々あります。

人に感謝し、
人に感謝される人間に、
少しずつでも成長していきたいと思います。

そうして、
人に感謝される存在が、
人から信頼され、
人から尊敬される存在なのではないかなと思います。

つまり、
人の役に立って感謝されることで、
良好な人間関係を築いていくこともできるので、
830が意識しないといけないのは、

「人の役に立って感謝されること」

だという事になります。

 

人の役に立つ

では、
どのように人の役に立つのか。

 

環境問題、
少子高齢化
LGBT
格差社会
貧困や教育など、
人間社会には様々な問題があります。

そういったものを解決していきながら、
人間社会に役立っていきたいと思っています。

830は環境問題に携わっていきたいと公言しながら、
就職活動を進めていきました。

化石燃料の枯渇や、
地球温暖化など、
多くの課題がありますが、
そういったことに携わりながら、
社会貢献していきたいと思っています。

 

もう少し細かいビジョンを持ってはいるのですが、
あまり言及すると、
企業名とか推測できてしまうかもしれないので、
これくらいにしておきます。

 

大それた目標を書いてしまいましたが、
しっかりと意識しながら、
これに沿って、
人生における選択をしていきたいなと思います。

 

書初め

ということで、
ここまでの内容をまとめると、

 

人生で何をしたいか
⇒最高に楽しみたい

どうやって楽しむのか
⇒人の役に立って感謝される存在になる

どうやって人の役に立つのか
⇒環境問題に取り組んでいく

 

となります。

 

就職活動では、
環境問題に取り組んでいくために、
とてもいい企業選択をできたと思っております。

その企業の中で、
どのように働いて、
どのような知識をつけ、
どのような人間関係を築いていくのか、
全てが人生の目標を左右します。

来年から就職する事になりますが、
しっかりと目的意識を忘れずに、
意識高く行動していきたいと思います。

 

という事で、
令和二年、
新卒1年目という事も踏まえた上で、
830の書初めは、

意識高く、信頼できる人間関係を築く

とします。

 

意識高く働き続けるためには、
環境問題について情報収集を怠らないようにするためには、
まずいい環境を作っていかないといけないと思います。

仕事を期限に間に合わせるとか、
上司に気に入られるとか、
旅行に行って遊ぶとかは、
二の次、三の次にして、
自分の求めるいい環境を作っていきたいと思います。

それを第一の行動指針として、
働いていきたいと思います。

そうした環境を作って、
みんなが意識高く働きやすくすることが、
長期的に見れば必ず会社の役にも立つと思っています。

 

 

まとめ

830の今年の書初め(行動指針)は、

「意識高く、信頼できる人間関係を築く」

としました。

 

社内だけにとどまらず、
様々なコミュニティで、
この人間関係を築いていきたいと思います。

社内のコミュニティだけに依存するのは、
会社にとっても、830にとっても、
いい事ではないので。

依存先を増やして、
各コミュニティに対する依存度を下げていくことも、
しっかり意識していくことが大切です。

 

今回のように、
考えをしっかり言語化して、
公表することで、
ぶれない軸を確立する事は、
様々な人がおすすめしているので、
実行してみました。

アウトプットする事で、
頭も整理されて非常にいいと思うので、
是非皆さんも試してみてください。

830の経歴_5(高校3年生)

 メリークリスマスです。

 

基本的に週2日のブログ投稿を目指しています。
年末は忙しく、このクリスマスの昼間に時間があったので、
ブログ投稿します。

今回は830の高校3年生について振り返っていこうと思います。

 

 

 

 

 

高校3年生

 受験を控えた高校3年生はめちゃくちゃ勉強してましたね。

前の記事でも述べたように、
軍隊のように忙しかった我が母校は、
高校3年生になると当然ながら、
夏休みも年末年始もありませんでした。

お盆は勉強合宿と名付けて、
一週間程度山に籠らされて、
朝から晩まで授業。

年始は1日に学校から、
みんなで初詣に行って、
帰ってきたら授業。

学校の文化祭も、
830達高3は別の校舎に集められて、
1日中模試を受けさせられるという、
かなりハードな日程組みをされてました。

 

今思えば、
そこまで830達を追い込むために、
先生方は非常に大変な思いをされていたのだろうなと思います。

830達は人生の中で一年だけですが、
先生たちは毎年そんな生活をしていると思うと、
本当に感謝しかありません

高校生という若い時に、
何か一つのものに打ち込める環境があったことは、
830にとって非常に良かったと思います。

 

日々の授業も、
月曜から土曜日、
朝の8:30から夕方18:00までみっちりでした。

それに加えて830は、
帰り際に毎日郊外施設のフードコートによって、
過去問演習を繰り返すという日々でした。

どこかの大学の、
数学1年分、理科1年分、英語1年分とかを、
時間測って演習して、
復習するのを3時間くらいかけてやっていました。

日曜日も、
朝10時からそのフードコートに行って、
1日中、端のカウンター席を陣取って、
東大の過去問1年分を時間測って解き続けて、
19時くらいから復習に入って、
22時の閉店に合わせて帰るみたいな生活でした。

問題集をこなすのではなく、
過去問をするようにしていたのは、
830の経歴_4(高校2年生)でも述べたように、
演習する分野が偏らないようにするためです。

問題集をするとどうしても、
前から順番に解き進めてしまうんですよね。

それって前の方の問題には強くなっていくんですけど、
途中くらいでいつも難しくなってやめちゃって、
いつまでたっても後ろの方の勉強が進まない、
ってことになっちゃいがちなんです。

なので、過去問を解くと、
幅広い分野の問題をまんべんなく解くことができるのでお勧めです。

さらに、
この大学の問題が解けた、
という自分のレベルの確認や自信にも繋がっていくと思います。

 

830は、
防衛医科大学東京大学理科一類を受験しましたが、
高校3年生の間で、
防衛医科大学10年分
東京大学理科一類10年分はもちろん、
京都大学北海道大学九州大学大阪大学神戸大学
早稲田大学・慶応大学など、
様々な大学の様々な過去問を解きました。

大学によって出題方法も違いますし、
求められる能力も異なってくるので、
様々問題の傾向に触れる事ができました。

自分の目標とする大学の問題ばかりを意識するのではなくて、
様々な問題を解いて、
様々な刺激に触れる事が、
習熟度に直結していくと思います。

 

受験については、
悩むことがとても多いと思います。

830もたくさん悩みましたし、
東京大学を受けるという事について、
めちゃくちゃ反対されて、
とてもつらい思いをしたことを覚えています。

そういった所については、
次回の記事で紹介させて頂きたいと思います。

 

高校3年生の時にどのような事を意識していたのか。

考察に移りたいと思います。

 

考察

830が高校生活をする中で、
大切にしていたのは、

- 群れない
- 清廉潔白に生きる

の2つです。

 

群れない

高校生とかの時って、
やっぱり友達とわちゃわちゃ騒いでいるのが楽しいし、
高校のコミュニティがプライオリティのトップになってて、
正直、
「どこどこの大学に合格したい」という気持ちよりも、
「誰々に嫌われたくない」みたいな気持ちの方が、
強い人が多いのではないかなと感じます。

 

別にそれが悪いというわけではないですけど、
「どうしてもここの大学に行きたいんだ」
っていう気持ちがあるのであれば、
友達に嫌われるくらいのことを恐れていてはいけないと思います。

友達の誘いを断ってでも、
勉強しなければいけない時はありますし、
話が盛り上がっても、
勉強しないといけないから先に帰るわって言わないといけない時もあります。

何かを得るためには、
何かを犠牲にしなければいけないという強い覚悟が必要だと思います。

 

勉強は誰かと一緒にできるものではありません。

自分一人でやらなければいけないものです。

自分と向き合っている時間が長ければ長いほど、
効率よく勉強を進めていくことができるんです。

群れていてはいけない」んです。

 

しかし、付け加えておくならば、
「この大学に行きたいから努力するんだ」
って強い意志を持って行動して、
しっかりと成績を残していけば、
みんなあなたに憧れていくと思います。

嫌われるというより、
むしろ尊敬の対象になっていくでしょう。

特に受験生の時って、
勉強できるだけですごいって言ってもらえますし。

 

誘いを断ったくらいで嫌ってくるような人とは、
こちらから願い下げするくらいの気持ちで生きていた方がいいと思います。

そういった人たちは、
何かに打ち込むことができない、
努力できない自分を、
慰め合っているだけです。

世界は広いです。

高校のコミュニティは狭い狭いコミュニティです。

頑張っている人を応援してくれる人、
常に自分を磨こうとしている人、
誰かのために必死に努力を続けている人、
この世界にはポジティブで貴い人がたくさんいます。

高校生はみんなまだまだ若いので、
必然的に、
そういった人の比率は下がってしまいますし、
ネガティブなパワーがマジョリティを占めてしまいます。

若く、考えが浅く、ネガティブな感情にとらわれた人たちに、
流されていてはいけません。

独りで勉強を続けるのは簡単な事ではありません

しかし、
そこで身に付けた力はきっと将来役に立ちます。

努力してください。

群れずに、自分が求めるもののために打ち込んでください。

そう行動している間にできた仲間は、
本当の仲間です。

ポジティブで、
互いを尊重し合えるようなコミュニティを作ってください

 

清廉潔白に生きる

もう一つ大切にしていたのは、
ルールを守る
という事です。

かなり当然のことですが、
当然のことを実行するのが一番難しい。

 

どんな小さな信号もしっかり守る。

ごみを見つけたら拾う。

何か落とし物を拾ったら交番に届ける。

当然のことを意識的にやりました。

意識しないと簡単に破ってしまいます。

 

受験は最終的には神頼みです。

センター試験なんて最後は運ゲーです。

その運ゲーの1問、2問で合否は変わります。

最後の最後に神様に見捨てられないように
「清廉潔白に生きる事」
830はとても大切にしていました。

 

勉強とはかけ離れた宗教的な内容になってしまいましたが、
受験に限らず、
人生も最終的には運ゲーだと思います。

家を買って、
死ぬまでその家に住めるのか、
買った次の日に台風で飛ばされるのか、
それを決めるのは神様です。

神様に見捨てられないように、
しっかりルールを守って生きていく、
当然ですが、
とても大切な事だと830は思います。

神様に見捨てられないように、
830達にできる事はそれくらいしかありません。

だからこそ、
今の1分1秒を、
恥じる事が無いように生きていきたいものですね。

 

 

 

まとめ

群れないこと、
清廉潔白に生きていくこと、
これらは受験に限らず、
人生の中でとても大切になってくる考え方だと思います。

是非一度考えてみてください。

 

 

高校生の自殺やいじめなどが多く報道される昨今ですが、
830なりの考え方を発信したいと思います。

苦しんでいる学生にいつか伝わってくれればいいなと思います。

 

若い人が集まる高校や中学というコミュニティは、
まだまだみんな勉強が足りず、経験が足りず、
厳しい世界、難易度の高いコミュニティになりがちです。

その世界がすべてだと思わないでください。

もっとポジティブな力に溢れたコミュニティは、
たくさん広がっています。

もし苦しくなったら、
その難易度の高いコミュニティから抜け出してください。

そして、
違うコミュニティに触れてみてください。

たくさん経験を積んだ、
たくさん勉強をしてきた大人の世界に触れてみてください。

きっと、
今まで味わったことがないくらい、
自分を認めてくれて、
自分を応援してくる人たちがたくさんいるはずです。

もっと難易度の低いコミュニティが、
この世界には溢れています。

今はネットが広がって、
誰でも簡単に自分の部屋から世界を見に行く事ができるようになっています。

苦しくなったら自分の部屋に引きこもってください。

校舎や地元といった世界なんて狭い狭い世界です。

自分の部屋のネットの世界の方がずっと広い世界です。

その中で尊敬できる人、
楽しいと思えるコミュニティを見つけて、
実世界に落とし込んでいけばいいんだと、
そういう時代になっているんだと、
830は思います。

 

厳しい言葉に受け取らないでもらいたいですが、
学校に行って苦しい状況を我慢するのか、
みんなにもうやめてくれと直談判するのか、
親に言って訴えてもらうのか、
自分の部屋に引きこもるのか、
あなたにはたくさんの選択肢があります。

どの選択肢を選ぶかはあなた次第です。

あなたにしか決められません。

しかし、
どの選択肢を選んだとしても、
覚悟をもって、
ポジティブに未来を想像して生きていけば、
必ずいい方向に人生は進んでいきます。

一つの選択肢を選ぶのは勇気がいる事だと思いますが、
選択肢自体に正解・不正解があるわけではありません。

大切なのは、その選択にあなたの覚悟があるかどうかだけです。

覚悟を決めて決断してください。

830を含め、
多くの人たちがあなたのその選択を応援しています。

 

 

P.S.

高校時代を思い出していると、
830の勉強方法を是非とも発信したいと思ってきました。

元々ブログの予定にはありませんでしたが、
830がやっていた勉強方法、
おすすめの勉強法なども紹介していこうかなと思います。

 

よければ見てみてください。

 

 

830の経歴_4(高校2年生)

数回の投稿を終えたので、
ここで改めて本ブログの目的を確認しておこうと思います。

 

自己紹介のカテゴリーでは、
830の経歴を紹介しておりますが、
それと併せて、
830の考察、考え方も述べさせていただいております。

その中で、
830はどういった価値観を持っているのか、
830とはどういった人間なのか、
を知って頂こうという記事となっております。

 

それを踏まえた上で、
そういった人間が大企業に新卒入社し、
どのように変わっていってしまうのかを記録し、
読者の皆様に大企業に実状を知ってもらい、
人生設計にお役立て頂きたいというのが、
本ブログの目的となっております。

こちらを踏まえた上で、
830の経歴シリーズをお読み頂ければ幸いです。

 

それでは今回は、
830の高校2年生を振り返っていこうと思います。

 

 

 

 高校2年生

高校1年生の時は、
すべての宿題をしっかりやって、
小テストもしっかり勉強して臨んで、
とかなり真面目に勉強しました。

そうする中で、
自分に必要なものは何なのか、
何が大切で、何がやらなくてもいいのかが、
少しずつ分かってきたように感じます。

 

高校2年生では、
やる宿題を絞って、
やらないものはやらないと自分の中で決める事にしました。

毎日チャート式を前から2問ずつ解き進める宿題や、
国語の感想文みたいな宿題は、
全くやりませんでした。

その代わりに、
自分でネットから落としてきた過去問や、
友達が引っ張ってきた証明問題など、
自分の興味が向く問題に取り組んでいました。

やらされるのではなく、
能動的に勉強するというのは、
非常に効率が良くなるのではないかと思います。

 

また、
830が大切にしていたのは予習です。

次の授業で解説される数学の問題や英文は、
かなり時間をかけて考え抜いてから授業に臨んでいました。

授業は答え合わせ兼復習くらいの感じでしたね。

しっかり自分で考えてから授業に臨むと、
その問題に愛着が湧くといいますか、
絶対に合っているから早く答えを教えてください、
という気持ちで、
授業にも真剣に取り組めていたように感じます。

後は、
英単語の小テストもとても大切にしていました。

英単語の勉強って自分ではなかなかできなくて、
小テストって形で縛られるからこそ毎日取り組めるんですよね。

本当にいいシステムだったなと感じます。

 

あと高校2年生で変わったのは、
理系選択をしたという事ですかね。

830は社会がめっぽう弱いので、
理系一択だったのですが、
今でも自分にとってはいい選択だったと思います。

先生が、
「理科が入ってくると、
理科ができなくて模試で差がついてくる。」
としつこく言っていたので、
しっかり勉強したのを覚えています。

理科だけではないですが、
英数理のすべての公式や基本をノートに書きだして、
網羅的に再確認するというのを、
高校2年生の初めに行いました。

「あー、これ知ってる、知ってる。」というものから、
「こんなんやったことあったっけ。初耳やねんけど」というものまで、
全てに目を通すことで、
自分に足りないところを見つけられ、
逆にここはしっかり覚えているんだなという自信にも繋がりました。

この成果もあって、
理科が入ってからもしっかり得点を取って、
学内では常に上位に入る事ができました。

 

なんか高校2年生の振り返りというよりは、
勉強方法の紹介みたいになってしまいましたが、
このくらいの時期から、
勉強をファーストプライオリティにおいて、
頑張っていたように思います。

勉強をするという明確な課題があって、
充実した生活を送っていたように思います。

 

 

考察

型にはまる。そして、型を破る。

型にはまることの大切さは多くの所で語られています。

日本の伝統芸能などでも、
まずは弟子入りして、
しっかり基礎を教わってから、
自分なりに変化を加えていく。

 

僕の勉強法でも同じことを感じました。

まずは宿題や小テストなどを、
いわれるがままにこなしたことがよかったと思います。

つまり「型にはまる」という事ですね。

そのようにシステム化するという事は、
何かメリットや目的があるはずで、
それはどういったもので、
本当に必要であるのかを知るためには、
どっぷりとその型にはまってみる事が重要です。

その結果、僕の場合は、
英単語の小テスト→自分で持続的に勉強する事が難しい
日々の宿題→言われないとやらない人への対策
予習・復習→授業の効率化や授業の定着
といった目的を見い出しました。

その中で、
英単語の小テストや予習は、
自分にとっても非常にメリットが大きいと判断し、
高2からも続けましたが、
日々の宿題や復習は辞めました。

勉強しない人対策の宿題は時間の無駄でしたし、
復習は効率が悪いと感じました。

元々同じことを何度も繰り返すのは好きではないので、
自分に復習は向いていないなと感じました。

このように自分なりに取捨選択していくこと、
これが型を破るという事です。

型というのは多くの人に適したように作られているため、
最終的には自分に最適な形に、
型を変えていくことが必要であると思います。

 

ただ、
普通「宿題やりません」と言っても、
聞き入れてくれる先生は少ないでしょう。

しかし、
このようにしっかり型にはまり、
どのように考え、どういう理由で、
「宿題を出さない」のかをしっかり説明すれば、
分かっている先生も一定数いると思います。

少なくとも830はそのようにして、
宿題を出さないようにしていました。

与えられた宿題を出さない代わりに、
自分で探してきた問題を提出したりはしていましたが。

というよりも、
最低限成績を残しているというのが、
一番重要だったかもしれませんが。

 

多くの人は、
過去の実績や肩書でしか話を聞いてくれないので、
もし830が劣等生であれば、
「そんなの駄目に決まってるだろ」
と一蹴されていたかもしれません。

しかし大切なのは、
万人に合うように設定された「型」が、
合っていなかったせいで、
成績が出ていなかっただけで、
思い切ってその「型」を破ってみれば、
驚くように成績が伸びるという、
可能性がある事を忘れてはいけないと思います。

 

俯瞰する力。

もう一つ、
高校2年生の時にやっていてよかったと思うのは、
すべての分野の公式や基本をノートに書きだして、
整理するという作業です。

そうする事で、
自分はどこが足りていないのか、
どこは得意なのかをしっかり把握する事ができました。

それまでは、
チャート式などにしても、
前のページから順番に問題を解き進めていましたが、
この時から、
しっかりどの分野の問題を解こうという意識をもって、
チャート式を使っていくことができるようになってきたと思います。

 

「無知の無知」という言葉は有名ですが、
多くの受験生は、
自分が苦手な分野について、
存在を認識できていない場合が多いように思います。

自分が得意な分野については、
「しっかり勉強しないといけない」
と思ってたくさん演習をするのですが、
実際は、
その分野は理解できているので、
勉強する優先度は低くて、
認識できていないような苦手な分野が、
視野の外にたくさんあるのだという事を理解する必要があると思います。

 

そのために、
しっかりと科目全体を俯瞰しする力が必要になるのではないかと思います。

830のように、
公式全てを書き出せとは言いませんが、
教科書の目次を見るのは非常に大切な作業です。

目次なんて見ずにどんどん問題を解き始めるという人は多いと思いますが、
どのような問題があるのか、
しっかりと俯瞰し、
今自分はどこの分野の問題を解いていて、
問題に取り組んだ結果、
その分野は理解できていたのか否かを、
しっかり確認していくことで、
効率よく勉強していくことができるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

今回は、
高校2年生を振り返りましたが、
830の勉強法を振り返った感じになってしまいたね。

 

しかしながら、
型にはまる事や俯瞰する力は、
勉強だけに限らず、
様々な場面で生きてくるスキルだと思いますので、
意識的に習得して、
どこかで活かしていって頂ければなと考えております。 

 

 

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