意識高い系東大生830が大企業に新卒入社した顛末

意識高い系東大生830が大企業に新卒入社してからの顛末を綴っていきます。

830の経歴_7(東京大学受験)

最後のセンター試験も終わってしまいましたね。

センター試験は、
受験生の本当の実力を確かめる事ができる、
非常にいい試験だと思っていたので、
変わってしまうのが残念です。

受験生からすると不安な部分もあるのかもしれませんが、
実力があれば、
試験の様式なんて全く関係ないので、
今できる勉強を、
コツコツやっていきましょう。

 

今回は東京大学の受験の中で、
学べたことについて、
紹介していこうと思います。

 

 

 

 

概要

830の高校は関西だったので、
ずっと第一志望は京都大学でした。

東京大学を意識し始めたのは、
高校3年生になってからだと思います。

京都大学の工学部はずっとA判定が出ていたので、
受かるだろうなと思っていました。

それに対して、
東京大学はC判定がアベレージで、
負けず嫌いな性格もあって、
「それだったら東京大学を受けてやろう」
みたいな気持ちで、
東京大学を第一志望にしたのが始まりだったような気がします。

 

東京大学京都大学の問題の違いは、
数学は圧倒的に東大の方が難しいこと、
英語は東大がスピード重視で京大が正確性重視であること、
が大きな違いだと思います。

数学は、
京大で4完半が求められるのに対し、
東大では2完半々くらい目標になっているくらい、
問題のレベルが違うので難しかったです。

何とか部分点をもぎ取っていけるように、
答案を作っていくことを意識していました。

京都大学を意識して勉強してきたので、
英語の勉強はかなり苦労しました。

求められる能力が全然違うので、
慣れるまでは非常に大変でした。

初めはすごい難しく感じましたが、
演習をこなしていく中で慣れる部分も多く、
なんやかんやで形にはなっていきました。

過去問10年分はやりましたけど、
それくらいやってたら、
どんな問題でも慣れてくるもんなんだなと感じました。

 

学校では東大対策の授業とかも用意してくれてたんですけど、
受ける人少ないし、
自分よりも成績いいやつが京大の授業受けてるのに、
なんで俺はいきって東大の授業受けてんねやろとか、
めちゃネガティブになっていた気がします。

それでも仲いい友達がいて、
その子は単純に難しい問題とか、
新しい問題が好きやったんで、
「一緒に東大の授業受けよ」とか言ったら、
一緒に東大の授業の方を履修してくれたりして、
ほんとに精神的に助かりました。

いなかったら普通に東大なんか受けてなかったかもしれないし、
何するにしても仲間って大事やなって、
今振り返ると思います。

めちゃくちゃ頭良かったから、
何の問題もなく京大に行きましたけど、
東大に来て、
一緒に切磋琢磨してたら、
今頃なんか面白い事一緒にしてたかもとか思うと、
すごい残念な気もするんですけど。

演習してたら慣れてきたとか言っても、
最後の最後、
センター試験後の直前模試でも、
結果はE判定とかもらってたんで、
学校にも、親にも、
めちゃくちゃ東大受験は反対されました。

模試では、
数学でいっつも2,3個計算ミスとかをしてしまっていたので、
その分点数加えたら、
C判定・B判定くらいは取れてる計算でした。

なのでE判定でしたけど、
自分的には絶対いけるっていう自信はありました。

それをどれだけ説明しても、
「どうせむり」
って言ってくるんですよね、
外野の人って。

人生であんなに周りから否定されたことなかったんで、
本当にしんどかったですね。

親すら「落ちるんやったら京大受けとけ」
とか言ってくるし、
「こんな頑張ってんのに、
なんで応援してくれる人おらんねん」
っていっつも思ってましたね。

 

 

難しい事をする時って、
普通の人からしたら「むり」に見えますよね。

けど、
本当に自分がしたい事なんだったら、
やったらいいと思います。

「最後まで東大を受けたい」って言い続けたのは、
自分だけは自分の味方でいてあげたかったのかもしれません。

それだけ誰にも期待されてない自分が、
かわいそうだったのかもしれません。

それだけ言われて、
「じゃあ京大受けます」って、
今まで頑張ってきた自分がかわいそ過ぎるじゃないですか。

これから受験をしていく人も、
受験校を選ぶ段階で、
とんでもないくらい悩むんだろうなと思います。

少なくとも、
これまでの人生で一番悩む時間だと思います。

それでも、
最後の決断を下すのは自分です。

周りがどういう意見を言ったって、
それはあくまで参考でしかなくて、
最後に決める事ができるのって自分だけです。

自分が一番行きたいと思える大学を選んでください。

落ちたって死ぬわけじゃないし、
受かったって天国が待ってるわけじゃない。

どこの大学行ったって、
どこの大学にも行けなくたって、
大した問題じゃないし、
それで人生が決まるわけではない。

けど、
「僕には無理だ」
「私には無理だ」
って自分の目標を諦めたとしたら、
最後の最後で逃げる事を学んでしまったら、
自分に見切りをつけられる人間になってしまったとしたら、
人生の大枠は決まってしまうと思います。

平々凡々な人生が待っているでしょうね。

そういう人の未来は大体予想できます。

830は、
受験に落ちるよりも、
そっちの方が100倍嫌です。

難しい所を受けろとか、
限界に挑戦しろとか、
言っている訳ではありません。

自分が心の底から納得のいく選択をしてください。

落ちたとしても、
受かったとしても、
後悔しないような選択をしてください。

最悪の状況は何なのか。

それは本当に受験に落ちる事なのか。

自分の頭で考えて、
覚悟をもって決断をしてくさい。

830はその覚悟をもった決断を、
心の底から応援します。

 

受験を通して、
合否以上に学べることは本当にたくさんあります。

最後まであきらめないこと、
どうしたら目標を達成できるのか試行錯誤すること、
自分を信じてあげること、
ぜひその貴重な経験の中で自分を磨いてください。

 

 

考察

思いが強い人が受かる

受験中にある先生が言っていた言葉なんですけど、
「受かりたいって強く思えた人は受かる」
って言われたんです。

その時はあんまり意味が分かりませんでしたが、
少し経ってなんとなくその通りだなと思うようになりました。

 

「受かりたい」って思うだけで受かるわけない、
って感じる人もたくさんいると思うんですけど、
じゃあどういう人が受かるんですかね?

830は人間に能力の差なんてないって思っているんです。

みんな能力は対等で、
特に勉強なんて体格も関係ない。

だから、
生まれつき頭が良い・悪いなんてないと思っています。

「あの子は頭がいいから受かるだろう」とか、
「自分は頭が悪いから無理だ」っていうのは、
言い訳でしかないと思うんです。

830は結局、
勉強した人が受かると思ってます。

たくさん努力した人が受かるって思ってるんです。

じゃあ、
どういう人が努力するかって言ったら、
「受かりたい」っていう思いが強い人が、
努力するんじゃないですかね。

思いが強いほどたくさん努力するんだったら、
思いが強い人が受かりますよね。

 

たくさん勉強した人は受かる。
「受かりたい」って思いが強い人はたくさん勉強する。
⇒「受かりたい」って思いが強い人は受かる。

先生が言っていたのはこういう事なのかなと思っています。

 

だからこそ受験生には、
「受かりたい」って思う理由を探してほしい、
自己分析をしてほしいって思ってるんです。

単語帳を開いたり、
過去問を解いたりするよりも、
「受かりたい」理由を探してほしいんです。

自己分析が830の伝える合格への一番の近道です。

自己分析って、
大学に入ってから就職活動をする時になって、
みんななんとなくやるんですけど、
もっと早くにやってもいいんじゃないかなと思います。

中学生・高校生で、
自己分析やったことありますって人、
ほとんどいないと思います笑。

是非、
三日くらい学校さぼって、
じっくり自分がどういう人間なのか、
なんで勉強してるのか、
なんであの大学に行きたいのか、
深掘りしてみてください。

それが勉強の原動力になっていくはずです。

 

別の記事で紹介してる、
「メモの魔力」
という昨年のベストセラーは、
自己分析について書かれているので、
良ければ読んでみてください。

 

www.830resale.work

 

 

 

 

確固たる軸を作る

「受かりたい」理由を探してほしいと、
紹介させて頂きましたが、
本当に大切で、
絶対にぶれない軸を作らないといけません。

 

830は「誰かのために」といった軸を作ることをおススメしています。

自分のために頑張ってると、
「挫折したところで誰にも迷惑かけないからいいか」
って思ってしまうと思うんですよね。

「誰かのために」頑張っていると、
挫折したら誰かが悲しむかもしれないって、
思い留まれるかもしれないじゃないですか。

 

けど、それでも、
深掘りが甘いと簡単に軸がぶれてしまう。

例えば、
「医者になりたい」から、
「どこどこの医学部に行って医者になるんだ」
って目標を立てても、
意識が高い時はその程度でいいんですけど、
ちょっと調子が悪くなってくると、
「医者になってどうしたいの」
「なんで医者になりたいの」
とか、ブラックな部分が出てくるんですよね。

「医者になって人を救いたい」
って誰かのために頑張ったとしても、
「医者になって施術できる人数なんて限られてるし、
本当にたくさんの人を救いたいんだったら、
けがや病気をする前段階に携わる方がいいんじゃない」
とか言われたら簡単にぶれてきます。

「交通事故を無くすための工学的な分野だったり、
病気にならないような予防薬に関する薬学的な分野だったり、
そっちの方が絶対一人の医者であるよりも、
たくさんの人救えるよ」
とか言われたりして。

 

けど、
物事の解釈なんて人それぞれなんで、
自分が迷いなく信じられる軸があればそれでいいんです。

すべての物事に、
メリット・デメリットがあります。

ネガティブな人は、
デメリットの部分だけをピックアップして、
あたかもそれが全てであるかのように洗脳してきます。

そういった意見に流されないように、
デメリットの部分にも目を向けた上で、
メリットに着目した軸を立てていきましょう。

デメリットに対しては、
意図的盲目になって、
自分の軸に従って努力してください。

ネガティブな意見を言う人は、
本当にたくさんいます。

しっかりと意識して、
強い意志を持っていないと、
簡単にネガティブな力に流されてしまいます。

ネガティブな意見は受け流して、
自分の軸と向き合ってください。

 

830はそういったネガティブな力を、
少しでもポジティブに変えていきたくて、
情報発信しています。

是非読んで頂けた方には、
この活動にご協力いただいて、
世界中にポジティブな影響を、
発信して頂ければと思っています。

ご協力お願い致します。

 

こちらのyoutubeをおススメしているので、
有名な動画ですが、
ぜひ今一度ご覧いただけたらいいなと思っています。

 


Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo

 

まとめ

今回は、
大受験に即して書かして頂きました。

「思いが強い人が受かる」という事を念頭に置いて、
「ぶれない軸」を見つけてください。

何度も言っておきますが、
ぶれない軸を作る事、
これが合格への一番の近道だと思います。

 

最後に、
830の軸を参考までに紹介したい思います。

受験生の時は、
「有名な大学に入って、
親に自慢させてあげたい」
っていうのが830の軸でした。

小学校の時から、
中学校でも学校では怒られっぱなしで、
謝らせてばかりでしたし、
何かとびぬけた能力がある訳でもなく、
それがコンプレックスだったんです。

それでも毎日送り迎えしてくれて、
弁当とかも作ってもらって、
学費も払ってもらって、
恩返しできるとしたら、
できるだけ有名な大学に入って、
自慢させてあげる事くらいしかできなかったんです。

だから、
目指すなら東大だったんですよね。

その軸に従ったら、
京大は全く視野にはなかったですよね。

っていったら偽善過ぎますけど、
これくらい澄み切った軸があるとぶれないですよ笑。

苦しい時、しんどい時に、
欲望交じりの軸だと折れてしまうんですよね。

高尚な軸を立てておく方が、
いざという時に支えになってくれると思います。

 

 

P.S.

今の830の軸は、
「エネルギー環境に携わって、
サステナブルなエネルギーインフラを提供して、
世界中の人の生活を支える」
です。

 

今年の書初め記事で紹介しているんで良かったら読んでみてください。

 

最後までありがとうございました。

 

www.830resale.work

 

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